幸福な男は愛する女と結婚する。もっと幸福な男は結婚した女を愛する。
by アフリカのことわざ
あなたは、自分の結婚相手を愛していますか?
タイトルの言葉は、アフリカに伝わることわざです。
愛する女と結婚する男は幸福であるが、もっと幸福なのは、結婚した女を愛し続けることなのだと述べた深いメッセージですね。
私たちが結婚相手を選ぶとき、愛している人を選びますよね。
嫌いな人間と結婚する人はいないはずです。
しかし、たとえ愛している人と結婚できたとしても、その相手をずっと愛し続けることができるでしょうか?
それができる人こそ、真に幸福な人と言えるかもしれません。
3人に一人が離婚すると言われている現代社会ですが、離婚まではしていなくても、配偶者を常に愛し続けていられる人は少ないかもしれません。
人を愛するとは、相手を大事に思い、幸福にしてあげようと思い続ける感情のことですが、その気持ちを常に持ち続けていることはとても幸福なことだと言えるのです。
長年一緒に生活していると、相手の嫌な部分や自分とは違う考え方や行動を見て、嫌悪感や不満を覚えることがあるわけですが、それをも含めて相手を尊重し、大事に思い、幸福を願うことこそが真の愛と言えるわけです。
このことは、結婚相手に限った話ではありません。
あなたが出会った人、一人ひとりに言えることで、仕事の仲間や近所の人、友人や親戚などあらゆる人間関係に言えます。
縁あって出会った人を大切に思い、大切に扱うことで、あなた自身も信頼されたり、優しくされたりして、人間関係が良くなることはよくある話です。
好きな人とだけ付き合うのではなく、ちょっと苦手な人や考え方が違う人とも仲良くしようと努めることで、より信頼関係が深まることもあるのです。
自分と馬が合う人、好感を持てる人とばかり付き合うのではなく、いろんな人と交流を深めることで、自分自身も成長できることも多いのです。
そして、縁あって出会った人をいつまでも大切に思い、常に愛し続けることができれば、今後の自分の人生がより広がっていくかもしれません。
特定の人とばかり付き合うのではなく、出会った縁に感謝し、大切にすることで、人生の幅が広がっていきます。
周りのいる人を大切に思う気持ちは、常に意識していたいものですね。
