教わって覚えたモノは浅いけれど、自分で苦しんで考えたことは深いんですよ。
by早川徳次
あなたは、自分で考えながら学んでいますか?
タイトルの言葉は、シャープの創業者で実業家の早川徳次氏の名言です。
自分で苦しみながら覚えたことは深いと述べた、とても納得できる名言ですね。
私たち人間は、モノを覚える際に、誰かから教わりながら覚えていくことが多いものです。
人から教わるというのは、先生や親から直接教えてもらうこともあれば、本などを読んで教えてもらうこともあります。
しかし、人や本から教えてもらう知識は、その場限りの知識であり、浅いと言わざるを得ません。
自分にとって重要な知識であれば覚えているかもしれませんが、一度教えてもらっただけでは、すぐに忘れてしまう恐れもありますし、それ以上に学ぼうとはしないわけで、その知恵や知識は浅いということになるのです。
その知識をもっと深く知ろうと、自分で他の書物等で調査したり、実験や研究を続けていくとすれば、それは単に知識を深めるだけではなく、大きな財産になることは間違いありません。
知恵や知識というものにも、浅いとか深いといった概念があり、深い知恵や知識は、何物にも代えがたい大きな財産となりうるわけです。
財産とは、お金やものだけではありません。
むしろ、知識や知恵という財産の方がかけがえのない貴重で尊いものなのです。
私たち自身、これから先も知識という財産を得るために、学び続けていきましょう。
SDGsの目標4には「質の高い教育をみんなに」が掲げられています。
人間は学問を学ぶことができる唯一の生き物です。
人間が人間たる所以は、学ぶことができることだと言っても過言ではありません。
何も学ばない人間は、もはや人間ではないと言うのは言い過ぎかもしれませんが、学べることがとても幸福で感謝すべきことであることは間違いありません。
世界には、小学校すら通えない子供や、字の読み書きすらできない大人が、現代社会においても大勢存在しているのです。
みんなが教育を受けることができ、知識を得ることができれば、地球や人類の発展に寄与することは間違いありません。
今後も、教育の重要性を深く認識し、私たちも学び続けていくと同時に、世界中の人々が教育を受けられるよう手助けをしていきたいものです。