偉人、著名人

最も長生きした人間とは、最も年を経た人間ではなく最も人生を楽しんだ人間のこと。

最も長生きした人間とは、最も年を経た人間のことではない。最も人生を楽しんだ人間のことである。
by ジャン=ジャック・ルソー

あなたは人生を楽しんでいますか?

見出しの言葉は、フランスの哲学者 ジャン=ジャック・ルソーの名言です。
私たちは、長生きした人間と聞くと、100歳以上まで生きた人のことを思い浮かべますが、ルソーは、「最も人生を楽しんだ人間」と述べています。
これは、人間が生きるということは、年を経ることよりも、楽しむことが大切だと述べた身につまされるような深い名言ですね。

人間は、100歳以上まで長生きする人もいれば、若い年齢で亡くなってしまう人もいて、人それぞれ生きている期間は異なります。
誰もが長生きをしたいと願うわけですが、人生を楽しむことなく、苦しんだり悩み続けながら生きているとしたら、早くこの苦しみから逃れようと思い、あまり長生きしたいとは思わないかもしれません。

仕事や家族に恵まれ、趣味や娯楽を楽しみながら、充実した毎日を過ごすことができれば幸福です。
反対に、イヤイヤ仕事をしながら、家族に疎まれ、趣味や娯楽を楽しむ暇がないという人はあまり幸福とは思えないかもしれません。

幸福な人生で70年生きることと、不幸な人生を100年生きること、あなたならどちらを選びますか?
人生は、自分の心がけ一つで、いつでも自由に変えることができるので、それでも100年生きる方を選ぶと思う人も多いかもしれません。
つまり、人生は楽しんだほうが良いのです。
つらく苦しんだり、悩み続ける人生なんてつまらないものです。

今回のルソーの言葉は、人間が長生きできるか否かというよりも、人生を楽しみながら充実した生き方をするべきだという教訓なのかもしれませんね。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。

SDGsの活動を、毎日悩み苦しみ続けながら実践している人をときどき見かけます。
一生懸命活動しているのに、思うような成果が出ないとか、誰も協力してくれないなどと不平不満ばかりを口にしてしまう人もいます。

もしも毎日がつらく苦しいのであれば、その取り組み方や方法を見直してみましょう。
SDGsの活動は、悩み苦しみながら行動することではありません。
未来の地球や人類のことを思っての活動なので、もちろん重要な取り組みであることは否定しませんが、悩み苦しみながら行動することではないのです。
もっと気軽な気持ちで、できれば楽しみながら活動するように心がけましょう。
その方が、活動も長続きできますし、充実した日々を送れるはずです。
心構えとして常に意識しておきましょう。

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