他山の石以て玉を攻むべし(たざんのいしもってたまをおさむべし)
by中国の慣用句
あなたは、他人の行動を非難ばかりしていませんか?
タイトルの言葉は、中国に伝わる慣用句です。
意味は、「よその山から持ってきた質の悪い石であっても、自分の玉を磨くのに役に立つことができる」ことから、他人の過ちやつまらないと思われる行動でも、自分の修養、行動の参考にすることができるものだという慣用句です。
私たちも会話の中で、「彼の行動を他山の石にしよう」とよく使うと思いますが、本来の意味を知らない人も多いと思われるので、今回はこの慣用句について学びましょう。
他人が過ちを犯したり、失敗する姿を見て、私たちはそれを非難したり、憐れんだりすることがあると思いますが、それを自分の今後の参考にする人は少ないと思います。
また、自分には無関係だと思うことや、つまらないと思うこと、無関心なことに関しても、私たちはそれを参考にしようとは思いません。
なぜなら、自分の行動や将来に関係ないことだと思い込んでいるからです。
しかし、自分の目の前に起こったことというのは、自分に全く無関係なこととは限らず、自分も今後、同じような目にあったり、よく似た場面に遭遇する可能性はあるのです。
そのため、「あのような行動はするべきではないな」とか「あんな失敗はしないようにしよう」などと自分の参考になるような出来事や行動があるかもしれません。
他人がやってしまった行動というのは、自分がしてしまう可能性もあるわけですから、「自分には関係ないこと」だと決めつけ、無視してしまうのは賢明とは言えません。
自分がいざ、その場面に遭遇したときに、同じような行動をして、失敗する可能性だってあるのです。
つまり、他人の行動や失敗などは、自分の行動や将来の参考になることが意外と多いものなのです。
「他人の行動を他山の石にする」という心構えは、あなたの人生にとって大切にすべき心構えのひとつなのです。
SDGsは、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsは、過去の人類が犯してしまった過ちや失敗を少しでも改善して、社会を良くしていこうとする活動なので、「過去の人類の行動を他山の石にする」活動とも言えます。
また、活動を通じて、他の人たちの行動や失敗を目にすることもあるかもしれません。
したがって、「他山の石」とするべき要素が数多くあるものと思います。
未来の地球と人類のためにも、過去の人類たちの過ちを他山の石とし、今後も活動を継続していきましょう。
