成功と失敗のたった一つの違いは行動を起こす力である。
by アレクサンダー・グラハム・ベル
あなたは失敗した後、どんな行動をしていますか?
タイトルの言葉は、電話機の発明で知られるスコットランドの科学者 アレクサンダー・グラハム・ベルの言葉です。
成功と失敗の違いは、行動を起こす力なのだと述べた深いメッセージですね。
私たちが何かの行動をしたときに、「成功した」とか「失敗した」という言葉をよく口にします。
自分の思いどおりに事が進んだときには「成功した」と言い、思いどおりにならなかったときに「失敗した」と言うわけですが、この「成功」と「失敗」の違いは、実態としてそれほど差はないのです。
成功するためには、それなりの準備と試行錯誤を繰り返しながら行動を続けることが必要なわけですが、その行動の過程ではいくつかの失敗があったはずです。
何も準備もせず、たった一度の行動だけで成功するなんてことは稀であり、奇跡とも言えるからです。
失敗とは、その行動の一つの過程であり、それをやり続けた人だけが成功を手にすることができたわけで、失敗で終わった人は、その失敗の後に何も行動しなかった人ということになります。
失敗したまま終わるのか、それとも成功するまで続けたかの違いだけなのです。
つまり、行動を起こすかどうか、続けたかどうかが、成功と失敗の分かれ目ということになります。
私たちの人生、自分の思いどおりのことばかり起きるはずもなく、想定外の出来事や思わぬハプニングに見舞われてしまうこともあるわけで、行動を続けていけば、いつか成功にたどり着けるはずなのです。
失敗した後に、あなたはそれを続けますか? それともあきらめて行動をやめますか?
選ぶのはあなた次第です。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsの目標達成が成功するかどうかは、行動を続けるか否かにかかっていることは間違いありません。
途中であきらめてやめてしまえば、目標達成が果たせるはずもなく、それで終わりということになります。
もちろん、行動を続けたとしても、目標が達成できる、成功するとは限りませんが、行動を起こした人には、得たもの、学んだものがあるはずです。
目標達成することだけが成功とは限りません。
活動を通して、人とのつながりが増えたり、学びを得ることができれば、それはその人にとっての成長や幸福につながり、成功と言っても良いと思います。
いずれにしても、大切なのは、行動を起こすこと、行動を続けることなのです。