幸せの秘訣は自分の好きなことをすることではなく、自分のしていることを好きになることである。
by ジェームス・マシュー・バリー
あなたはどんなときに幸せを感じていますか?
見出しの言葉は、ピーターパンの作者としても知られるイギリスの作家 ジェームス・マシュー・バリーの言葉です。
幸せの秘訣は、自分のしていることを好きになることだと述べた深いメッセージですね。
私たちはどんなときに幸せを感じるか?
自分が好きなこと、例えば趣味や娯楽を楽しんでいるときや、大好きな人達と一緒に過ごしているときなど、自分の好きなことをしていたり、好きな人たちと過ごしているときに幸せを感じることが多いようです。
もしかしたら、仕事をしているときが最も幸せだと感じている人もいるかもしれません。
イギリスの作家 ジェームス・マシュー・バリーは、幸せの秘訣は、自分の好きなことをするのではなく、自分のしていることを好きになることだと述べています。
私たちは、日々の生活の中で、常に自分の好きなことばかりをしているわけにはいきません。
ときには自分が苦手なことや、やりたくないことをしなければならないときもあります。
自分がやらざるを得ないことや、自分の役割などを果たすとき、たとえそのことが苦手なことや嫌いだと感じることであっても、それを好きになろうと努力することが大事だということです。
自分が苦手だから、嫌いだからという理由で、イヤイヤやったり、ふてくされたようにやっているのでは、周りの人にも迷惑ですし、自分自身も楽しくないでしょう。
どうせやらなければならないのですから、できれば楽しめるように、面白がるようにしてやったほうが効率的ですし、好きになれるかもしれません。
例えば、夏の暑い日に、草むしりをしなければならないとき、「つらいなあ」とか「嫌だなあ」と思いながらするよりも、「どうすれば効率的にできるだろうか」とか「こんな草にも花が咲くんだなあ」などと興味を持ったり、工夫したりして、楽しもうと努力することです。
何をするにしても、楽しもうと決意すれば、たいていのことは面白く、楽しく感じられるものなのです。
イヤイヤ続けたり、ふてくされてやるくらいなら、やらないほうがマシです。
何をやるにしても、自分の気持ち次第で、楽しめたりつまらなかったりするものです。
最初から、「つまらない」とか「嫌だなあ」と決めつけて取り組むのではなく、「どうすれば楽しめるか」とか「どうすれば好きになれるか」と考えながら物事に取り組むようにすれば、人生そのものを楽しめるようになると思いますよ。
