屋根を修理するなら、日が照っているうちに限る。
by ジョン・F・ケネディ
あなたは、計画性を持って、事前に準備していますか?
タイトルの言葉は、アメリカの第35代大統領 ジョン・F・ケネディの言葉です。
人はやらなければならないことを、後回しにしたり、あまり重要視しないことも多いですが、何もないときこそ、きちんと準備しておくべきだと述べた深いメッセージですね。
もしもあなたの家の屋根が壊れていたら、あなたはすぐに修理することができますか?
たとえ屋根が壊れていたとしても、お天気が良いときには、ほとんど問題はありません。
しかし、雨が降ったとしたら、雨漏りになって、家の中がびしょ濡れになり、大変なことになってしまいます。
雨が降る前、お天気が良いときに屋根を修理しなければならないのは当然のことで、雨が降る直前、ましてや雨が降り出してから、慌てて修理し始めても遅いのです。
実際に屋根が壊れていれば、すぐに修理をする人が多いことと思いますが、私たちは大事なことを後回しにしてしまうことがあるかもしれません。
日本にも、「備えあれば憂いなし」ということわざがありますが、いざ災害や事故に見舞われたときに慌てることがないように、日頃から準備しておくことは大事なことかもしれません。
地震などの災害に備えて、自宅や職場で、非常袋や飲料水などを準備している人も多いことと思いますが、何かあったときに、慌てたり、パニックにならないように、常日頃から準備万端整えておくという心積もりが大事になってきます。
何かが起きてからでは遅すぎるのです。
私たちが常に心がけたい意識ですね。
SDGsは、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をするというのは、近い将来起こり得る、地球や人類にとって取り返しのつかない事態を免れるための行動の一つと言えます。
貧困や飢餓、戦争やテロ、地球温暖化や環境破壊が続く社会が、よい社会のはずがなく、それらを放置したり、何も改善しようとしなければ、私たちの未来は破滅してしまうのです。
そんな事態にならないためにも、今のうちに対策を講じなければならず、それがSDGsの活動そのものなのです。
取り返しのつかない事態に陥らないためにも、私たちは今、できることを精一杯実践しなければならないのです。
