自分で引き寄せる出来事に偶然はない。たとえそれが不愉快でも学ぶ必要はある。
by リチャード・バック
あなたは自分の身に起きたことにパニックになっていませんか?
タイトルの言葉は、アメリカの飛行家で作家でもあるリチャード・バックの言葉です。
自分で引き寄せる出来事に偶然はないと述べた深いメッセージですね。
私たちの人生、生きていればいろんな出来事が自分の身に起きるわけですが、起きる出来事は自分が引き寄せているのであり、偶然ではないとアメリカの飛行家で作家のリチャード・バックは述べています。
つまり、自分に起きる出来事は、必然的に引き寄せているということです。
生きていれば、自分にとって都合の良いことばかりではなく、不都合なこと、悲しく苦しい出来事が起きることもあるわけですが、それも全て自分が引き寄せているのであり、偶然起こったわけではないということです。
例えば、自分は運が悪く、いつも悪いことばかりが起きると思っている人がいるとします。
それは偶然、その人の身に悪いことばかりが起きているわけではなく、その人が常に悲観的に物事をとらえ、投げやりな気持ちで生きているからかもしれません。
または、いつも人を見下したり、周りに不平不満や悪口を言いふらしているような人物なのかもしれません。
だから、悪いことばかりを引き寄せてしまうのです。
常に笑顔で人に接し、人を喜ばせたり、人に奉仕しようという気持ちが大きな人は、周りの人にも尊敬、信頼され、自分の身に良いことがたくさん起きているはずです。
もちろん、そんな素晴らしい人にも、生きていれば、不都合なこと、不愉快なことが起きることがあるわけですが、そんなことは意に介さずに平常心のまま乗り越えられるのかもしれません。
いずれにしても、自分の身に起きる出来事は、決して偶然ではなく、自分自身が引き寄せているという気持ちを持ち、たとえ不愉快な出来事が起きたとしても、何かを学び、乗り越えていくべきだということを忘れないように、今後も生きていきましょう。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際にも、自分の身に起きることは偶然ではなく、自分が引き寄せているんだという意識を持つことが肝要です。
例えば、あなたがSDGsの活動に取り組んでいる際に、周りから批判されたり暴言を吐かれたとします。
あなたにとっては、もちろん不愉快な出来事ですが、決して偶然ではないのです。
それは、あなたが一生懸命にSDGsに取り組んでいるからこそ、批判や暴言がされるわけで、むしろ喜ぶべきことかもしれません。
そして、自分のやっていることが間違いではないのだと再認識することになるでしょう。
なぜなら、批判や暴言を吐く人が、立派で尊敬できるような人物ではないことを認識できるからです。
それに、一生懸命に取り組んでいれば、きっとあなたの身に良いことが起こります。
自分の身に起きる出来事は、偶然ではなく、必然的に引き寄せてくれるわけですから、それを信じて、今後も誠実に活動を継続していってください。