偉人、著名人

人生にはリハーサルもアンコールもない。by 藤岡弘

人生にはリハーサルもアンコールもない。
by 藤岡弘

あなたはいつも真剣に生きていますか?

タイトルの言葉は、俳優の藤岡弘さんの言葉です。
人生にはリハーサルもアンコールもないという、俳優さんらしい素敵なメッセージですね。

舞台や映像の世界でお芝居をする俳優さんは、本番前にリハーサルをしますよね。
本番どおりに演じられるかどうかを試すための練習の場ということです。
特に舞台の場合は、やり直しができず、失敗したり、間違えてしまえば、それがそのまま観客に見られてしまい、舞台が台無しになってしまいますので、本番に備えてのリハーサルは大切な場であり、貴重な時間ということになります。

しかし、私たちの人生にはリハーサルはありません。
人生を舞台に例えることはよくあることですが、私たちは人生という舞台を生きているとも言えます。
舞台と同じように、私たちの周りにはいろんな人が生きていて、それぞれの役割や立場を生きているわけです。
そして、自分には自分の役割、立場があって、それを私たちは常に演じているわけです。
合わせて自分の人生の主役は常に自分なのです。
セリフも行動、どんな演技をするかは、自分自身が描いたシナリオ、演出で行動しなければなりません。そこには脚本家も演出家もいないのです。
自分の人生の舞台は、自分自身が主演俳優であり、脚本家であり、演出家なのです。
つまり、私たちの人生は、常に本番の舞台を演じているわけで、そこにはお芝居の舞台のように、リハーサルとかアンコールというものはないのです。

アンコールとは、観客が出演者に対して再演や追加演技を求めることですが、人生の舞台ではアンコールなんてないのです。
時計の針を戻して、同じことをすることなんてできないからです。

私たちは、常に舞台の上に立って、誰かに見られながら、自分の人生を生きています。
素晴らしい舞台にするかどうかは、あなたの演技力、脚本力、演出力にかかっています。
人生を素晴らしいものにするために、常に意識しながら生きていけるといいですね。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。

SDGsの活動そのものも一つの舞台に例えれば、私たちは大勢の人々を喜ばせ、幸福にするために、自分のできることを精一杯演じているとも言えます。

お芝居の舞台も、観客を魅了し、感動させることができるわけですが、SDGsの舞台も、人々を幸福にしたり、感動させることができるわけですから、本当に舞台と同じだと思います。

あなたも私たちと一緒に、SDGsという舞台に立って、周りの人々を幸福にしてみませんか?

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で