善とはただ一つしかない。それは知識である。悪とはただ一つしかない。それは無知である。
by ソクラテス
あなたは、知識を得ることに努めていますか?
タイトルの言葉は、古代ギリシャの哲学者 ソクラテスの言葉です。
善悪とは、知識が有るのか無いのかによるのだと述べた深いメッセージですね。
私たち人は、世の中で生きていくために、善悪を自分なりに判断しながら生きています。
それでも悪い行動をとってしまったり、悪い考えが浮かんでしまうこともあるわけですが、いずれにしても、私たちは悪い行動を取り続けていけば、信頼を失ってしまい、幸福にはなれないでしょう。
ギリシャの哲学者 ソクラテスは、物事の善悪について、「善とはただ一つ、知識である。悪とはただ一つ、無知である」と述べています。
知識があるのか、ないのかによって善悪が判断されると断言しているわけですが、一体どういうことでしょうか?
知識を多く持っているということは、物事の考え方や行動をする際に、指標となるもの、判断材料を多く持っているということなので、善い行動を取りやすくなるとともに、悪い行動を避けられる可能性が高くなるということになります。
知識がない人はその逆で、物事の判断力がないので、そのときの勘とか、周りの人の行動に合わせて動くしかないということになります。
そうすると、そこには善悪の区別はなく、行き当たりばったりの行動しかできなくなるということになります。
また、知識があるということは、書物を読んだり、賢人から学ぶなど、真面目に努力をしなければなりません。
真面目に学ぼうとすることで、知識をたくさん得ることができるわけで、そんな真面目な人こそが善悪をきちんと判断できる賢い人間ということにもつながるわけです。
何も学ぼうとせずに、サボってばかりいる人は、その生き方そのものが悪だと言ってもいいかもしれません。
知識を得るということは、人生を豊かに、幸福にしてくれるのみならず、善そのものだということになるわけです。
私たちの人生、いくつになっても学び続けていかなければならないということです。
知識を得るのは子供だけではありません。
社会人はもちろんのこと、高齢者になっても、私たちは社会と繋がっています。
常に学ぼうとする気持ちを持ち続けることで、人生そのものが充実したものになるはずです。
意識しながら、今後も生きていきましょう。