名言集

一流の知性とは二つの相反する考えを持ち、さらにその両方を機能させつづける能力

一流の知性とは、同時にふたつの相反する考えを持ちつつ、さらにその両方を機能させつづける能力である。
byフランシス・スコット・キー・フィッツジェラルド

あなたは、物事の正の側面と負の側面の両方を考えて行動していますか?

タイトルの言葉は、アメリカの小説家 フランシス・スコット・キー・フィッツジェラルドの名言です。
物事の捉え方、考え方に関する深い名言ですね。

私たちは、モノの本質を考えるとき、物事を捉える際に、それが正しい方法かどうかを見極めながら行動するものです。
自身が正しいと信じて行動するのは当然のことなのですが、物事にはすべて正の側面と負の側面があることを常に意識していなければなりません。

例えば、刃物は、料理には欠かせない道具であり、正しく使えば便利なものですが、誤った使い方をすれば、大ケガをしたり人を傷つける凶器になりえます。

テレビやスマートフォンもそうです。
どちらも便利な道具であり、娯楽としても楽しめるものですが、目を悪くしたり、人の心を惑わし、犯罪を誘発する可能性もあると言えます。
つまり、どんなに便利なものであっても、物事には常に正の側面と負の側面があることを私たちは認識しなければなりません。

物事の悪い面も、良い方向に生かして、それをうまく活用することができる人が賢明な人と言えるわけです。
私たちは、毎日便利な道具を使っているわけですが、単に利便性だけを追求するのではなく、悪い側面も意識しつつ、効率的に使って、毎日を快適に過ごしていきたいものです。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
そして、持続可能な社会を目指して行動していくことです。

SDGsの目標設定や行動実践する際には、物事の良い面ばかりを意識してはいけません。
物事には必ず悪い側面があります。これをトレードオフと言います。
SDGsの場合には、「費用がかかる」「人材が足りない」といった負の側面が多いことと思います。
もちろん、良い面と悪い面のバランスを図ることが重要になりますが、そんな壁にぶつかったときはパートナーシップという考え方もあります。
自分たちとは全く立場の異なる人々とのコラボレーションや、交流活動なども、SDGsの目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」に掲げられています。

物事の良い面と悪い面の両方を意識する、今後の私たちにとって、とても重要な考え方となることを意識しながら生きていきましょう。

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