旅人よ、道はない。一歩踏み出した時に道は作られるのだ。
by アントニオ・マチャード
あなたはどんな人生を歩んでいますか?
タイトルの言葉は、スペイン・セビリアの詩人 アントニオ・マチャードの詩の一節です。
人生を旅人に例え、人生に決まった道などなく、一歩踏み出した時に道は作られるのだと述べた深いメッセージですね。
私たちは、人生を旅に例えることがよくあります。
ということは、私たち人間はすべて旅人だということになるわけです。
旅に出かける場合には、あらかじめ決まった計画があり、そのプランに沿って歩んで行くこともあれば、あてもなく気の向くままに無計画に旅を楽しんでいる人もいるかもしれません。
そう考えると、人生も同じと言えるかもしれません。
実際の旅行と異なる点があるとすれば、人生の旅には最初から決まった道はないということです。
一歩踏み出せば、そこに道ができ、もう一歩踏み出せば、また道ができる。
それを続けていけば、歩むべき道が見えてきて、それに沿って歩んでいくことになるということです。
その道は決して平坦ではなく、上り坂もあれば下り坂もある。
暗くて狭い道もあれば、明るくて広い道もあり、また分かれ道があって選択を迫られることもある。
私たちはまさに、人生という名の道を歩む旅人のようです。
最初から決められた道をひたすら歩むような人生を送っている人なんて、一人もいません。
自分で考え、自分が判断して、自分の足を踏み出して人生を歩んでいるはずです。
したがって、自分と全く同じ人生を歩んでいる人なんて、この世に一人もいないのです。
人はそれぞれ、違う場所で生きて、違う人と出会い、それぞれの人生を歩んでいることは言うまでもありません。
私たちの人生、これから先どうなっていくかは、あなたがどんな人生プランを練って、どんな行動をとるかによって変わっていくのです。
すべてがあなたの考え、行動次第であることは間違いありません。
あなたは今、どんな未来を思い描いていますか?
思った瞬間、そして足を一歩踏み出した瞬間から、あなたの未来への道が広がっていくのです。
