信用は求むるものにあらず、得るものなり。
by 橘周太
あなたは人から信用されていますか?
タイトルの言葉は、漢学者で陸軍軍人の橘周太の言葉です。
信用とは、人に求めるものではなく、得るものだと述べた深いメッセージですね。
私たち人間が生きていくためには、人に信用されることが大切なのは言うまでもありません。
人に信用されなければ、その人に仕事を任せようとは誰も思いませんし、場合によっては周りの人たちから嫌悪されて、孤独になってしまう可能性もあります。
信用とは、自分から人に対して求めるものではなく、得るものだと、漢学者で軍人の橘周太は述べています。
つまり、「私を信用してください」と自分から誰かに求めたとしても、それは信用を得ることにはつながらないということです。
信用とは、その人の日頃の行動や言葉など、周りの人から見て、「この人なら信用できる」と思われることが重要なのです。
日頃から、乱暴な言葉を発したり、嘘をついたり、サボったりするような人が、突然「私を信用してください」と言っても、信用されるはずがないからです。
そんな人に、何か仕事を任せたり、重要な頼みごとを依頼する人がいるはずもありません。
信用とは、自分から人に求めるものではなく、その人の日々の言動によって、自然と周りの人々から得られるものということになります。
「私を信用してください」とどんなに声高に叫んだとしても、日頃の言動がモノを言うということになるわけです。
そして、信用を得るためには、真面目に地道に行動を積み重ねていくしかありません。
新しいことを始める際には、実績がなければ誰も信用してくれないでしょう。
だからこそ、真面目さ、誠実さが求められるわけです。
信用は、私たちが生きていく上でも重要な要素の一つです。
信用されるような人間になるために、常日頃から言動に留意しながら、今後も生きていきたいものですね。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際にも、当然のことながら、周りの人々から信用されることが重要になります。
目標達成を果たせるかどうかも、信用されている人々かどうかが重要な要素の一つでもあります。
日頃から真面目に誠実に活動を続けているのであれば、自然と信用を得られるものなので、このような個人や団体は、目標達成を果たす可能性も高いですし、ますます成長し続けていけるはずです。
人に信用されるということは、今後の成長や幸福にもつながっていきます。
「信用第一」
私たちも常に心がけて生きていきたいものですね。