誰に白羽の矢が立つかなんてわかりはしない。今は敗者でもやがては勝者になるかもしれない。
byボブ・ディラン
あなたは、いつでもチャンスをつかめるように、準備を整えていますか?
見出しの言葉は、「風に吹かれて」のヒットで知られるアメリカのミュージシャン、歌手のボブ・ディランの名言です。
チャンスは、いつ自分の身に起きるかわからない、常に準備を整えておくべきだという深い名言ですね。
私たちの目の前には、いつもチャンスというものが飛んでいます。
もちろん目には見えませんし、すぐに遠くへと飛んでいってしまいます。
いや、目に見えないのは、いつもぼーっとしている人には見えないだけで、常にチャンスを狙っている人には見えているはずです。
あなたは、常にチャンスをつかめるように心の準備はできていますか?
あなたがもしも俳優なら、主役になる覚悟はできていますか?
たとえあなたが、「通行人A」の役だったとしても、主演俳優が突然病気や怪我で主役の座を降りてしまうかもしれません。
そのとき、台詞を全部覚えて、心の準備を整えていれば、「私がやります。」と手を上げることができます。
すると、周りのスタッフたちが、「あの人、やる気に満ちているな。ちょっとやらせてみようかな」という気持ちになるかもしれません。
何も準備せずにぼーっとしていると、主演俳優が降りたとしても自分が手を上げることはできませんし、「通行人A」のままなのです。
常にチャンスを狙い、準備を整えておくこと。
それがあなたがチャンスをつかめる唯一の方法です。
心の準備を整えていないと、チャンスが飛んでいることも気付かず、あなたはいつまでたっても「通行人A」のままなのです。
SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの目標設定や行動をしていると、さまざまな情報や意見が耳に入ってきます。
もちろん、無意味な情報も入ってくるわけですが、中にはとても有意義でその後の活動にも影響を与えるような有益な情報が入ってくるかもしれません。
いわば自分たちの行動を変えるチャンスとも言える情報です。
しかし、ぼーっとしていると、そんな有益な情報も聞き逃してしまいます。
チャンスを見逃すことのないように、常にアンテナを立てておくという意識が重要になります。
心得ておきましょう。