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終業の合図が聞こえない、あるいは時計が読めないような働きをする工員が必要だ。

終業の合図が聞こえないような、あるいは時計が読めないような働きをする工員10人が必要だ。
byウォルター・クライスラー

あなたは時計を気にせずに、夢中になって働いていますか?

見出しの言葉は、アメリカの自動車メーカー クライスラー社の創業者であるウォルター・クライスラーの名言です。

私たち人は、何か面白いことを見つけ、夢中になって没頭しているとき、時間が経つのも忘れてしまい、気がついたら何時間も経ってしまっていることがあります。
何かに没頭しているときに、時計を気にしている人はほとんどいません。
例えば、趣味や自分の好きなことを楽しんでいる人は、時間が経つことも忘れて、あっという間に時間が過ぎてしまうと感じるものです。

クライスラー氏は、時間が経つのも忘れて没頭して仕事に励むような工員が欲しいと言っています。
なぜなら、そんな工員なら生産性が高く、良い仕事をしてくれるからです。

いつも時計を気にしながら、終業時間が来るのを待っているような従業員は、仕事に集中しているはずがありません。
このような従業員が複数いるくらいなら、没頭して仕事をする人が一人でも多くいる方が、会社にとってはありがたい存在なのです。

SDGsの目標8は「働きがいも経済成長も」です。
私たちが目指すべきなのは、働きがいのある人間らしい仕事をすることです。これをディーセントワークと言います。
ディーセントワークが実現することによって従業員の士気が高まり、仕事に没頭できる人が増え、生産性が高まるわけです。
世界中の働く人々がディーセントワークを実現できるよう、そして自分自身もそれを果たせるよう努めていきましょう。

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