一つの扉が閉じたら、また別の扉が開く。
by スペインのことわざ
あなたは、一つの失敗ですぐにあきらめてはいませんか?
タイトルの言葉は、スペインに伝わることわざです。
一つのことがダメでも、あきらめずにいれば、また別のチャンスが巡ってくるはずだという意味のことわざです。
日本のことわざで言えば、「捨てる神あれば拾う神あり」と同じような意味になりますね。
私たちは人生の中で、失敗したり思いどおりに行かないことがたくさんあります。
そんなとき、「もうダメだ」とあきらめてしまいがちになりますが、何か別の方法があるかもしれませんし、時間をかけてやればうまくいくこともあるかもしれませんよね。
また、誰かに無視されたり、悪口を言われたりして、嫌われてしまうことがあります。
相手に嫌われるということは、あまり気分のいいことではありませんし、信じていた人であれば、落ち込んでしまうかもしれません。
しかし、そんなことで気落ちしないでください。
たとえ、その人に嫌われたとしても、他の人に好かれているのであれば、気にすることはありませんし、近いうちに新たに親しくなる人が現れるかもしれません。
誰か一人に嫌われてしまうこと、一つの方法で失敗することは、全く違う体験のように感じられますが、同じようなものなのです。
まさに「一つの扉が閉じても、また別の扉が開く」という気持ちを常に持っていてください。
全ての人間に好かれることなんて無理ですし、全てが自分の思いどおりになるわけではありません。
こんなことは至極当然のことなのです。
一人に嫌われたのなら、別の人と親しくなる。一つの方法がダメなら別の方法を試してみる。
怒ったり悲しむのではなく、こんなことは自然なこと、当たり前のことだということを決して忘れないでください。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際にも、「一つの扉が閉じたら、別の扉が開く」というこの言葉をぜひ思い出してください。
世界における困難な課題に果敢に挑戦しているわけですから、うまく行かないこと、思いどおりに事が運ばないことが多々あることと思います。
そんなとき、別の方法を試してみるとか、時間をかけてじっくりとやってみるなど、すぐにあきらめることのないようにしてください。
別の人に聞いてみるとか、自分自身の判断で実践してみてもいいと思います。
一つの方法で難しければ、複数の方法を併用してみるとかでも構いません。
慌てる必要はまったくないのです。
じっくりと時間をかけることで、新しい扉が開き、新しい光が見えてくるかもしれませんよ。