ことわざ

先ずその言を行い、しかる後にこれに従う。by孔子「論語」より

先ずその言を行い、しかる後にこれに従う。
by孔子「論語」より

あなたは、人に教えるときに、口だけではなく、やって見せていますか?

タイトルの言葉は、古代中国の儒家の始祖 孔子の「論語」の中の一節です。
意味は、「君子という者は、人に何か教えを与えるとき、まず自分でやってみせる。そして、初めて口を開くものだ」という教訓です。

私たちは人生の中で、人にモノを教えたり、教えてもらったりすることがあります。
人にモノを教えるのは、当然のことながら、その人に理解してもらうため、できるようにするためにモノを教えるわけです。
自分だけがわかっていても仕方がありません。
相手にきちんと伝わらなければ意味はないわけです。

人に教えるために最も効果的な方法は、自分がやって見せることです。
言葉だけで説明したところで、相手はほとんど理解できません。相手が初めての経験であれば尚更です。
教える立場の人が、相手にお手本を見せて、同じように相手にもやらせてみる。それが最も効果的な方法です。
どんなに流暢に言葉巧みに説明しても、やってみせることに勝る方法はないのです。
心得ておきましょう。

SDGsは、2030年に向けて理想の世界、より良い世界を創造するために、国連の全加盟国が採択した世界共通の行動目標です。
目標3には、「質の高い教育をみんなに」という目標があります。
教育は、人間が豊かで充実した幸福な人生を生きるための基本です。
世界中の人々が、学びたいものを思う存分学べる社会を実現できれば、貧困や差別といったあらゆる課題を克服できる可能性があります。
教育の重要性についても真剣に考えてみましょう。

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