名言集

心に愛がなければ、どんなに美しい言葉も 相手の胸には響かない。by新約聖書より

心に愛がなければ、どんなに美しい言葉も 相手の胸には響かない。
by新約聖書「第1コリント人への手紙13章」より

あなたは心を込めて、言葉を発していますか?

タイトルの言葉は、新約聖書の「第1コリント人への手紙13章」の中の一節にある言葉です。

人間は、地球上で唯一、言葉を使ってコミュニケーションをとることのできる生き物です。
類人猿や鳥類の中には、鳴き声でコミュニケーションをとる生き物もいますが、複雑な言葉を巧みに使って、正確に物事を伝達することができる生き物は、地球上で人間のみです。

言葉というのは、相手にその意味を伝えることができる便利な道具ではありますが、相手の胸に響くかどうかはまた別です。
心がこもっておらず、ぞんざいに言葉を発したのでは、たとえ相手にその意味は伝わっても、相手の心が動くとは限りません。
また、怒りの感情で言葉を発したとしたら、たとえ正論を述べていたとしても、心に響くことはないでしょう。

相手の心を動かそうと思ったら、心から愛をこめて、相手の気持を考えながら言葉を発することが大切なのです。
言葉とは、正しく使えばとても便利な道具ではありますが、間違った使い方をすれば相手を傷つける恐ろしい武器になってしまいます。心得ておきましょう。

SDGsの目標16は「平和と公正をすべての人に」です。
世界中でテロや紛争が絶えない状況が続いています。
現代でも、世界のどこかで紛争が起こっているのが現状です。
国や民族、宗教や思想の違いによる対立が主な原因ですが、いわば言葉の使い方が誤っているとも言えるわけです。

心無い言葉で相手を傷つけ、自分の主張を押し付けてしまう。
そこに愛は存在しない。だから、罵り合いや殺し合いという悲劇が起きてしまうのです。
心に愛があれば、紛争など起こりようがないわけです。
私たちに何ができるのか、真剣に考えてみましょう。

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