ことわざ

商売は世のため、人のための奉仕にして、利益はその当然の報酬なり

商売は世のため、人のための奉仕にして、利益はその当然の報酬なり。
by近江商人の十訓

あなたは、どんなときでも奉仕の精神を持っていますか?

タイトルの言葉は、近江商人の十訓の一つで、商いの基本精神として知られている教訓の一つです。

人は何のために働いているのかを明確に説いた名言ですね。
仕事とは、世のため人のために行うものです。
決して自分が食べるためではありません。

もちろん、仕事で報酬を得ることで私たちは生きていくことができるわけですが、本来、仕事とは自分が生きることを目的にしているわけではないのです。
世のため人のために役に立った報酬として、利益や賃金として得られるわけです。

自分が仕事をすることで誰かの役に立っている、世の中の役に立っているからこそ、意味があるわけです。
お金を得ることが目的だったら、詐欺や窃盗でお金を得ることも仕事ということになってしまいます。
悪事を働いて報酬を得ることは決して仕事とは言わないのです。

もしもダラダラと仕事をしている人、食べるために仕方なく働いている人がいるとすれば、本末転倒であり、気持ちを改めるべきです。
世のため、人のために仕事をしているという意識を強く持って、仕事をしましょう。

SDGsは、正に近江商人の精神を実践してこそ、達成が可能な行動目標です。心得ておきましょう。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で