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楽になるのは目をつぶる時でいい。苦労するから最期は楽に目をつぶれる。by桂歌丸

楽になるのは目をつぶる時でいい。苦労するから最期は楽に目をつぶれる。楽だけしたっていいことなんてありませんから。
by 桂歌丸

あなたは苦労していますか?

見出しの言葉は、落語家の桂歌丸さんの言葉です。
生涯、落語家として活躍した偉大な方の深いメッセージですね。

私たちの人生は、苦労の多い人生とも言われていますね。
仕事をすれば、楽な仕事などほとんどなく、仕事の苦労をたくさんしますし、子育てや家庭生活においても苦労は絶えません。
また、病気や障害で苦労する人生を送る人もたくさんいます。
私たちは、できれば苦労などしたくありませんし、楽に生きられればどんなにか幸せだろうかと考えることがありますよね。

しかし、もしも楽なことばかりの人生だと想像してみると、それが本当に幸せなのかと考えさせられます。
楽なこと、面白いことばかりの人生だとすると、私たちは努力しようとか、学ぼうとする気持ちが希薄になってしまいます。
苦労することが多いからこそ、どうすれば少しは楽に生きられるだろうかと考え、学びたいとか、努力したいという気持ちになれるわけです。
その努力や学びこそが、生きがいというものにつながります。

喜びや面白さだけではなく、悲しさやつらさ、苦しみを感じるからこそ、人生の醍醐味を味わうことができるというわけです。

私たちの人生、苦労が多いとはいっても、24時間、365日ずっと苦労しているわけではありません。
時には美味しいものを食べたり、ゆっくりと休んだり、趣味を楽しめる時間もあるはずです。
楽しめる時間も味わいつつ、苦労するときには一生懸命に努力する時間も必要だということだと思います。

苦労するからこそ、喜びや楽しみが味わえるのです。
苦労することを、むしろ楽しめるようになれれば、最高の生き方とも言えるのかもしれませんね。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。

SDGsの目標達成を果たすためには、苦労することが多いことと思います。
未来の地球と人類のために、少しでも社会を改めていこうとする活動なので、容易に達成できるはずもなく、苦しい思いやもどかしい気持ちになることもあるかもしれません。

簡単に達成できるような目標であれば、あまり苦労はしませんが、面白みや楽しみを味わうことはできませんよね。
達成困難で苦労するからこそ、もしも達成したときにはその喜びはひとしお大きいものになるんだと思います。

苦労が無駄になることは決してありません。
少なくとも、あなたの人生にプラスになるはずです。
できれば、苦労を楽しみながら活動できればいいですね。

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