置かれた場に不平不満を持ち、他人の出方で幸せになったり不幸せになったりしては、私は環境の奴隷でしかない。
by渡辺和子
あなたは他人の言動や周りの環境に不平不満を持っていませんか?
見出しの言葉は、元ノートルダム清心学園理事長の渡辺和子氏の名言です。
私たちが生きている世界は、人それぞれ環境が違います。
生まれた国や地域、親、社会環境、出会う人々、人それぞれ全く環境が異なります。
自分たちが生きている環境によって、考え方や行動などの生き方に影響が生じるのはある意味仕方がありません。
私たちはその環境下で生きていくか、もしくは違う環境に身を置くしかないのです。
しかし、そういった自分の置かれた環境に不平不満を持って世の中を恨んだり、ふてくされたりして生きるのはあまりにも愚かです。
例えば、「自分の親は何て愚かな人間だ」と不平不満を言って恨んだところで、何の解決にもならないのです。
本当に嫌ならば、親から離れればよいのです。
もしも自分の置かれた環境が嫌ならば、自分でそれを変えるか、違う環境の場へ自分の身を置くしかありません。
不平不満を環境や他人のせいにするのではなく、自分自身の行動で環境を変え、運命を切り開いていくことが大切なのです。