いつまでも続く不幸というものはない。じっと我慢するか、勇気を出して追い払うかのいずれかである。 by ロマン・ロラン(フランスの作家)
自分が今、つらい状況のとき、不幸だと感じているとき、あなたは我慢して待ちますか?
それとも、勇気を出して飛び出す行動をとりますか?
フランスの作家でノーベル文学賞受賞者 ロマン・ロランの言葉です。
不幸な出来事が起きたとき、人は心が折れてしまい、悲しみに打ちひしがれてしまいます。
人間は生きていく中で、必ず不幸な出来事が起きます。一度も不幸な出来事が起きない人はおそらく一人もいないでしょう。
人は不幸な状態を脱するために、二つの方法しかありません。
一つは、不幸な気持ちが収まるまで我慢してじっと待つこと、もう一つは、勇気を出して追い払うことです。
我慢してじっと待っていれば、時間がたてば少しづつ、つらい気持ちが薄れていくものです。いつまでもクヨクヨするのは良くありません。不幸は永久には続かないのです。
もう一つは、勇気を出して自らの積極的な行動で不幸な状態を打破することです。不幸な出来事をバネにして、以前よりもアクティブにチャレンジするのです。
不幸な出来事、つまり過去を変えることはできません。そのことを乗り越えて前向きに生きていくしかないのです。幸福か不幸かは、自分の心が決めているのです。
最も良くないのは、不幸な出来事をいつまでも引きずって、前に進まないことです。
不幸をいつまでも嘆いていても、何も始まりませんし、誰も喜びません。時が過ぎていくだけです。
不幸はいつまでも続きません。じっと我慢して心の傷が癒えるのを待つか、勇気を出してアクティブに行動してみましょう。