名言集

蟻は富の全てを分け合い政府なしでも混乱しない。蜜蜂は君主の支配により財産を守る。

蟻の共和国と蜜蜂の王国に学ぶがよい。蟻は富のすべてを共同に分け合い政府はなくとも混乱を知らない。
蜜蜂は君主の支配はあっても常にここに富と財産を保持する。
byアレキサンダー・ポープ 「人間論」より

見出しの言葉は、イギリスの詩人 アレキサンダー・ポープの「人間論」の中の一節です。
人間社会の愚かさを皮肉り、アリとミツバチの世界に例えたユニークで深い名言です。

人間社会は、長い歴史の中で戦争や差別など争いごとの歴史を続けています。
太古の昔から現在に至るまで、世界のどこかで争いごとが継続しているのです。
人間とは、何と愚かな生き物なのでしょう。

それに比べて、昆虫の方がよほど賢明であり、学ぶべきところが多いとアレキサンダー・ポープは述べています。

蟻の世界は、リーダー、政府という概念はありませんが、仲間全員が富を共同に分け合い、争うことがありません。
ミツバチの世界は、女王蜂という君主の下で、仲間全員で富を分け合い、敵が襲ってきたら全員で協力しあって懸命に戦い、仲間同士で争うことがありません。

つまり、君主とか政府があろうとなかろうと、アリとミツバチの世界では、仲間同士で殺し合いはおろか、傷つけ合うことはないのです。
また、飢餓や仲間はずれという概念も、彼らの世界には存在しないのです。
そういう意味では、人間よりも彼らの方がはるかに優れた生き物だと言えます。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの17の目標は全て、人間の持つ醜い争いとエゴイズムの現れと言えます。
人間がアリやミツバチのように、全員が仲間意識を持ち、誰とも争うこともなく助け合いの精神があれば、SDGsという概念すら存在しなかったかもしれません。

地球と人類の未来のため、私たちに何ができるのか、何をすべきなのかを真剣に考えなければ、近い将来、取り返しのつかない事態に陥ってしまいます。
心構えとして忘れずにいたいものです。

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