他者を愛することが自らの精神を救うことにつながる。
by村上春樹 著「1Q84」より
あなたは人を愛していますか?
タイトルの言葉は、村上春樹氏の長編小説「1Q84」の中の一節です。
誰かを愛することは、相手を通して自分を愛することにつながり、結局は自分自身を救うことにつながるという深い名言です。
私たち人は、誰かを愛します。
それは、恋人や配偶者のみならず、家族や友人、隣人や仕事仲間など、自分と巡り会えた人、縁のある人の全てを示しています。
人は、相手のことを大切に思う気持ちがあるからこそ、幸福でいられるのです。
例えば、相手が困っているときには手を差し伸べて助けてあげたり、危険な目に合わないように忠告してあげるなど、相手を大切に思うからこその言動です。
誰かを愛すれば、相手にも愛される。そうやって人間は支え合って生きているのです。
人を愛することで自分が愛され、そして自分自身が救われる。
心得ておきましょう。
SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
世界には、貧困や飢餓で苦しんでいる人々や、紛争やテロに巻き込まれて住む場所もない人、十分な教育や福祉を受けられずに困窮している人など、恵まれない人々がたくさんいます。
そんな人々に手を差し伸べることができれば、彼らの生活も改善するとともに、私たちの心も救われるのではないでしょうか。
世界の現状を知り、少しでも手助けができれば、それがSDGsの目標達成にも近づきます。
私たちに何ができるのか、真剣に考えてみましょう。