あらゆる瞬間は、新しいことの始まりである。
by T・S・エリオット
あなたは毎日を有意義に過ごしていますか?
タイトルの言葉は、イギリスの劇作家でノーベル文学賞を受賞したT・S・エリオットの名言です。
短い言葉ですが、時間の大切さの核心をついた深い名言ですね。
私たちは、毎日を何気なく過ごしていますが、一日一日が時間の積み重ねです。
1分1秒の時間の積み重ねが私たちの生活、人生を積み重ねているわけです。
ほとんどの人は、毎日同じ時間に起きて、同じ時間に出かけ、同じような仕事をこなして、同じ時間に就寝するという過ごし方をしていることと思いますが、果たして本当にそうでしょうか?
毎日同じような仕事をしていると言っても、昨日と全く同じではないはずです。
昨日の体験と今日の体験では、食べるものが違うでしょうし、出会った人も違うでしょうし、天気も違うかもしれませんし、起きた出来事も違うはずです。
つまり、全く同じ時間を過ごすなんてことは一生のうちで一度もないはずであり、日常の一瞬一瞬は、あらゆる可能性に満ちているというわけです。
毎日を同じように過ごしていると思っていても、やっていることは日々異なるわけであり、毎日新しい体験をしているということになるわけです。
例えば、通勤のため、毎日同じ時間に家を出て駅に向かって歩いていくとします。
すると、同じ人に出会うかもしれませんが、その人は昨日とは様子が違うかもしれません。
また、新しい人に出会う可能性もありますし、昨日まで会っていた人に今日は会えないかもしれません。
これはほんのちょっとした変化ではありますが、全く同じではないのです。
つまり、あらゆる瞬間は、全て新たな体験をするということなのです。
そのように意識しながら過ごしていくと、新たな発見ができそうな気がしてワクワクしませんか?
SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsは、過去および現代の人類の過ちを改めて行こうという目標ですが、私たち自身も、一人ひとりが少しずつでも生活を改めていこうという意識を持たなければ、世界を変えることはできません。
今までのような生活を繰り返してしまえば、あらゆる課題はそのままの状況が続いてしまい、世界情勢は悪化の一途をたどるばかりです。
まずは、自分たちの生活を少しずつでも改善していこうという意識を持つことから始めてみましょう。