人のすることには潮時というものがある。上げ潮に乗れば幸運に行き着く。
byウィリアム・シェイクスピア
あなたは、上げ潮に乗っていると感じたことがありますか?
タイトルの言葉は、イギリスの劇作家 ウィリアム・シェイクスピアの名言です。
人間にとっての幸運や不運にについて述べた深い名言ですね。
私たちの人生、何をやってもうまく行くときもあれば、全くうまく行かずに失敗ばかりの日々が続くことがあります。
そのことについて、シェイクスピアは、「人のすることには潮時というものがある」と述べています。
自然現象においても、海の波には必ず満ち引きがありますし、風には上昇気流もあれば下降気流もあります。
凧揚げの際に、全く風のない日に凧を上げようとしても、全く上がりません。
しかし、良い風が吹いているときであれば、誰でも簡単に凧を上げることができます。
人間のすることもこれと同じです。
日々の生活をしていると、調子が上がらずに何をやってもうまくいかない時があるものです。
そんなときには、少し時間を置いて、あまり無理をしないほうがいいかもしれません。
これは時間の無駄遣いをしていると思うかもしれませんが、運気が下がっている時や調子が出ないときに無理をする方が、失敗続きでかえって時間の無駄遣いになるかもしれません。
雨の日が永遠に続くことはあり得ませんし、明けない夜はないのです。
時が経てば、必ず運気が上がる兆しが見えてきますし、調子も上がってくるのを感じる時が必ずやってきます。
波や風のように、人間にも上昇したり加工したりを繰り返すバイオリズムがあるのです。
調子や運気の悪いときには無理をしないという選択肢も持っておきましょう。
きっと、あなたの生活にも役に立つときがあるはずです。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い社会を創り出すための国連が定めた世界共通の行動目標です。
SDGsは、文字どおり具体的に行動実践することが重要ですが、毎日の活動の中で調子の出ないときややる気の出ないときもあるかもしれません。
そんなときはあまり無理をしないという選択も必要です。
日々の継続は大切な心構えですが、調子が出ないときに無理をすると、継続することすら意欲がなくなってしまうかもしれません。
あなた自身に、未来の地球や人類のことを思う気持ちがあれば、少しくらい休んでも大丈夫です。
無理をせず、調子が上がったときにまた始めるくらいの気持ちで行動を続けてみてください。