勇気がなければ、他の全ての資質は意味をなさない。
byウィンストン・チャーチル
あなたは、勇気ある行動ができますか?
タイトルの言葉は、イギリスの政治家で首相を務めたウィンストン・チャーチルの名言です。
どんなに知識や能力を持っていても、勇気がなければ意味をなさないと述べた深い名言ですね。
私たち人は、それぞれ得意なことや好きな分野を持っており、優れた知識や能力を持っています。
人によって能力差はありますが、何の知識も能力もないという人は、この世には存在しません。
例えば、人は大人になれば何らかの職業に就くわけですが、職業はそれぞれの専門家、プロフェショナルであり、その知識や能力がなければ、それをこなすことはかないません。
つまり、知識、能力をフルに活用しているのが自分の職業と言えるでしょう。
それゆえに、もしも知識や能力を持っているにもかかわらず、それを使うこともなく、発揮できないのはあまりにももったいないことです。
どんなに知識を持っていたとしても、その知識を活かせずに何も行動しないのでは意味がありません。
たくさん本を読んだり勉強して知識を得たとしても、それを行動に移さなければ、その知識が無駄になってしまうわけです。
その行動に必要なのが勇気というわけです。
行動には勇気が伴います。初めての挑戦であれば、なおさらです。
知識や能力というのは、自分の脳や身体の中に隠されているものであり、それを動かさなければ意味がないのです。
機械や電化製品も、電源を入れなければ意味がありません。
自分の持っている知識や能力も同じなのです。
こんなことは至極当然のことではありますが、いざとなると人間はついこのことを忘れがちになってしまいます。
心得ておきましょう。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い社会を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsに関心を持ち、情報や知識を得たとしても、実際に行動をしなければ意味はありません。
「このままでは未来の地球や人類は破滅してしまう」「環境破壊が進めば次世代の人たちはどうなるのか」とただ憂いているだけでは、何の意味も持たないばかりか、世界情勢はますます悪化の一途をたどるばかりです。
具体的な行動を移すには、少し勇気が必要かもしれません。
そんなときは同じ志を持つ仲間や団体を見つけ、一緒に行動を始めてみるのもいいかもしれません。
また、自分のできることから少しずつでも始めてみるのもいいでしょう。
SDGsは、単に思っているだけでは意味がなく、行動実践があってこそ初めて効果を発揮します。
皆様も、少し勇気を出して行動を始めてみましょう。