欲のない人間、好奇心のない人間に用はない。
by盛田昭夫
あなたは常に欲や好奇心を持っていますか？
タイトルの言葉は、ソニーの創業者の一人で実業家の盛田昭夫氏の名言です。
欲や好奇心のない人間は不要だと断言した経営者らしい厳しくも深い名言ですね。
人間には、「将来こうなりたい」と思い描く欲望や夢、「もっと深く知りたい、もっと追求したい」と思う好奇心を持っているものです。
子供の頃は、欲や好奇心でいっぱいであり、多くのことを学び、遊びながら成長していきました。
欲や好奇心が、人としての成長につながっていったとも言えるわけです。
しかし、大人になり、社会人になってからはどうでしょうか。
「将来こうなりたい」と思い描く夢や、「もっと深く知りたい」と思う好奇心を持ち続けながら生きている人がどれくらいいるでしょうか。
盛田昭夫氏は、タイトルにもあるように「欲や好奇心のない人間に用はない」と断言しています。
欲や好奇心は、人間が成長していく証、向上心を持っていることの現れとも言えるものであり、それらをなくした人間は会社には必要ないと言っているのです。
もしも現状に満足していて、「今のままでいいや」と思って、ただ単に日々の作業をこなしているだけの人間なんて、会社には必要ないのは当然のことです。
「給料さえもらえればいい」と思いながら仕事をしている人はほとんどいないと思いますが、仕事とは本来、誰かを喜ばせること、誰かを幸せにするためにするものであり、社会貢献活動の一つなのです。
社会貢献という意識もなく、ただ単に与えられた業務をこなすだけの人間なんて、会社に不要なのは当然の帰結です。
仕事だけに限らず、私たちはいくつになっても、常に欲望と好奇心を持ち続け、成長と向上心を図っていこうとすることが重要なのです。心得ておきましょう。
SDGsは、２０３０年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い社会を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの行動実践は、欲望と好奇心を持つ人々によってなされるのは間違いありません。
SDGsの１７の目標は、「将来こうなりたい」と思うゴールであり、「もっと深く知りたい」と思う学びを与えてくれるものに他なりません。
世界の現状を知り、それを少しでも改善していこうとする目標であり、これらの活動は、私たちを成長させ、幸福へと導いてくれることでしょう。
今後も、欲と好奇心を持ち続け、未来の地球と人類のために活動を継続していきましょう。
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