幸せな気持ちの人が増えれば、それは連鎖して世界平和につながる。
by オノ・ヨーコ
あなたは今、幸せですか?
タイトルの言葉は、音楽家で平和運動活動家でもあるオノ・ヨーコ氏の名言です。
ザ・ビートルズのメンバー ジョン・レノンの妻としても知られている人ですね。
平和運動を積極的に行ってきた彼女らしい深い名言ですね。
あなたは今、幸せですか? それとも不幸だと感じていますか?
あなたがもしも幸せだと感じているのなら、きっと周りの人々、家族や友人もきっと幸せな人が多いことでしょう。
反対に不幸だと感じているのなら、周りの人も不幸に感じている人が多いはずです。
なぜなら、幸せとか不幸というのは連鎖するものだからです。
紛争やテロが頻発している国や地域の人々の中で、「自分は幸せだ」と感じている人はほとんどいないでしょう。
一般市民は命を脅かされたり、家や財産を奪われる危険があるのでもちろんのことですが、政治家や軍人たちもきっと自分を幸福だとは思っていないはずです。
人の命や財産を奪おうと、敵とみなして攻撃するような人間が幸福なわけがないのです。
反対に、いつも明るく優しい気持ちで、他人に対して愛情を注いでいる人はとても幸せであり、周りの多くの人々を幸せな気持ちにさせてくれます。
愛情を注いでいる本人のみならず、周りにいる多くの人々を幸せにしているのです。
幸せや不幸というのは、人の心に感じる感情ですが、不思議なことにこれは周りの人の心に伝播するものなのです。
明るい雰囲気の場にいれば、あなた自身も明るい気持ちになったことは誰もが経験していることと思います。
つまり、幸せな人が増えれば増えるほど、世界は平和になっていくということです。
まずは、自分自身が幸せになりましょう。
そうすれば、周りの人々も幸せになっていくのです。
心構えとして常に意識しておきたいですね。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い社会を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsの17の目標は、世界中の人々を幸福にするための目標と言っても過言ではありません。
貧困や飢餓、人権侵害や環境破壊などが蔓延している世界なんて不幸であることは間違いありません。
SDGsの活動を始めるにあたっては、まずは自分自身が幸福な気持ちを持ち続けることが重要になります。
なぜなら、前述したように幸福とか不幸という感情は、周りの人々に伝播するからです。
自分自身が不幸な気持ちのままでは活動を始めようという気持ちにさえならないかもしれませんが、もしもあなたが不幸な気持ちのまま活動を始めると、周りの人々をも不幸な気持ちにさせてしまうかもしれません。
自分が幸福になることは、決して身勝手なことでも利己的なことでもありません。
まずは自分自身が豊かで充実した気持ちでいることが大切なのです。