過去は過ぎたが未来はまだ来ず。今、私はどちらからも自由だ。今まさに私は喜びを選ぶ。
by ディーパック・チョプラ
あなたは過去や未来に縛られてはいませんか?
見出しの言葉は、インド系アメリカ人の作家 ディーパック・チョプラの言葉です。
過去や未来に縛られずに自由に生きることの大切さを述べた深いメッセージですね。
私たちは、過去、現在、未来へと生きています。
過去は、既に過ぎ去った時間のことであり、時計の針を戻して、元に戻ることはできません。
未来は、これから先に訪れるであろう時間のことであり、何が起きるかは誰にもわかりません。
現在は、まさに「今」のことであり、何をするかを選ぶのはあなた次第です。
過去、現在、未来のうち、あなたが自由に選べるのは、「現在」だけです。
過去は、過ぎ去った時間なので、あなたが何をするのか自由に選ぶことなんてできません。
未来は、これから先に訪れるであろう時間のことなので、やっぱり自由に選ぶことはできません。
自由に選ぶことができるのは、「現在」だけということになるわけです。
過去に縛られて苦しんでいる人がいますが、過去のことを悔やんだり、クヨクヨ悩み続けていても仕方ありません。
反対に、過去の栄光や喜びに浸っていても仕方ありません。そのことを誇りに思うことは悪いことではありませんが、いつまでもそれに浸っていては、これから先、何もできなくなってしまいます。
未来のことを心配したり、期待したりしている人がいますが、大事なのは「今」です。
「今」の連続が未来へとつながるわけですから、未来のことをあまり心配しすぎたり、期待しすぎても仕方がないのです。
つまり、あなたが今、自由に選ぶことができるのは「今」だけなのです。
今、何をするべきか、何ができるかを考え、実践することが最も大切だということを決して忘れないようにしてください。
過去や未来に縛られていては、決して幸福にはなれませんよ。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsの目標は、未来に向けての行動目標ではありますが、大事なのは「今」だということは決して忘れてはいけません。
未来の理想の姿を見据えながら、今、何をするべきかを考えることが重要だということです。
「今」を続けていけば、それがやがて未来へとつながっていくわけです。
未来のことばかり考えていると、思い通りにならなかったときに落ち込んだり、あきらめる気持ちが生じてしまう可能性があります。
あなたが何をするのか選べるのは今だけなのですから、今、何をするべきかを考え、実践することが大切なのです。
常に意識しておきましょう。