私に機会を与えてくれた方に対して、どうしたらその期待をより上回って「あなたにお願いして良かった」と喜んでもらえるか。
by 柴田陽子
あなたは自分に期待してくれた人に対して、その期待以上の成果を挙げられるように努めていますか?
見出しの言葉は、ブランドプロデューサーの柴田陽子氏の言葉です。
周りの人からの期待以上に応えることの大切さを述べた深いメッセージですね。
人は重要な仕事、任務を与えられたとき、身が引き締まり、やる気がみなぎってくることがありますよね。
それは、誰かから認められた、信頼されたことの証であり、嬉しい気持ちになると同時に、責任感も生まれてくるので、その期待に応えようと頑張る気持ちになるわけです。
人がやる気を起こす、モチベーションが上がる理由として、誰かから任せられる、信頼されるということも一つのきっかけとなるのは間違いありません。
人から、「あなたになら任せられる」とか「ぜひあなたにお願いしたい」と言われれば、嬉しい気持ちになるのは当然ですし、身が引き締まって責任感が大きくなるのもうなずけます。
人に助けを求めることをせずに、何でも自分でやってしまう人が、世の中にはたくさんいます。
周りの人を信用できず、人に任せるくらいなら自分がやってしまおうとする人が少なからずいますよね。
周りの人が信用出来ないと思っていても、任せてみると案外うまくいくということは、よくある話です。
それは、任せてもらったことで、人は責任感が生まれ、誇りを持つことができるので、その期待以上に頑張ろうとする気持ちが湧き上がってくるからです。
例えば、あなた自身も、社長から「この仕事は君に任せたい」と言われれば、嬉しい気持ちになり、テンションが上がりますよね。
「自分にできるかな」と少し不安になるかもしれませんが、任せられた以上は、その期待以上に頑張って成果を出そうと努めるはずです。
それこそが人と人とのコミュニケーションのあり方の一つでもあるのです。
心構えとして覚えておくといいでしょう。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動においても、自分に任務を任せてもらえたり、期待してもらえるようなことがあると思います。
そして、期待された以上、期待以上に応えられるように、ぜひ努めてください。
また、自分のみならず、周りの誰かに助けや協力を求めることも、忘れないようにしてください。
人は任せられたり、協力を求められることを嬉しく感じるものであり、毛嫌いするような人はほとんどいません。
SDGsの目標の中にも、目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」とあり、多くの人々が協力し合うことがまさにパートナーシップの意味する概念です。
これから先、皆様も周りの期待に応えるために、どうか活動を継続していってください。