偉人、著名人

個人の自由がなければ人生はゼロに等しい。何事も人に押し付けてはならないのだ。

個人の自由がなければ人生はゼロに等しい。何事も人に押し付けてはならないのだ。
by 坂口安吾

あなたは自分の考えを人に押し付けてはいませんか? もしくは誰かに押し付けられてはいませんか?

タイトルの言葉は、小説家の坂口安吾の言葉です。
人は自由だからこそ生きる価値があり、自分の人生を他人に押し付けられてはならないと述べた深いメッセージですね。

私たちは自由であり、自分の人生をどのように生きて行くのかを自由に選択することができます。
自分の人生なのですから、自分自身が選択するのが至極当然のことなのですが、実際に世界ではもちろんのこと、日本でもそうではないケースが多いようです。

自分の意志に反して、「あなたはこういう道を進みなさい」と他人に押し付けられるような社会は、日本ではもちろんのこと、世界においても、つい百年前まではごく当たり前でしたよね。
しかし、現代社会においてもそれがゼロになったわけではないのです。

人は、どんな環境で育ったのか、どんな人と出会ったかによって、人生が大きく影響を受けるわけですが、自分の人生を決めるのは自分の意志です。
誰かに強制されて決められることではないはずです。

子供の頃は、知識や判断力が希薄なため、周囲の大人に行動を制限されることも多々あるわけですが、大人になった人であれば、誰かに強制されるような人生を送るようなことがあってはならないのです。
自由に選択することができない人生なんて、人生とは呼べないのです。

あなたは自由ですか?
もしも自由ではないのでしたら、自分の人生を考え直してみてはいかがでしょうか?

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。

SDGsの目標の中にも、自由を制限されるような状況に陥っている人々を救済しようとする目標が数多く含まれています。
貧困や飢餓で苦しんでいて自由に行動できない人、教育を受ける権利を奪われ学ぶことすら制限されている人、人権侵害により行動の自由を奪われている人など、世界中には不自由な社会に生きている人が数多く存在しているのです。

前述したように、自由がない社会なんて人生とは呼べないのです。
自由のない社会が良い社会のはずがなく、一日でも早く改善していかななければならないわけです。
自由な社会を構築するなんて壮大な目標だと思われるかもしれませんが、私たちにもできることはたくさんあります。
まずは、自分の考えを他人に押し付けたり、押し付けられたりしないという意思をしっかりと持つことから始めましょう。
自分とは異なる考えの人を批判したり悪く言うのをやめることも大切な心構えです。

社会を変えることができるのは、国や政府だけではありません。
私たち個人の考え方や行動一つで社会は変えられます。むしろそのほうが大きな波及効果があるのです。

自分の人生、他人の人生、自由こそが重要だということを決して忘れないようにしましょう。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で