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自信のある親は良い親ではない。子供と一緒に人生を探究し、育ってくれる親がいい。

あまり自信のある親は良い親ではない。子供と一緒に人生を探究し、一緒に育ってくれる親がいい。
by 松田道雄

あなたはどんな子供の育て方をしてきましたか?

見出しの言葉は、育児評論家で歴史家でもある松田道雄氏の言葉です。
自信満々の親よりも、子供と一緒に人生を探究し、一緒に育ってくれる親の方がいいと述べた深いメッセージですね。

世の中には親と呼べる人がたくさんいるわけですが、子供を育てる際には、それぞれがいろんな考え方を持って、それぞれのやり方で子供を育てていきます。
人によっては、自分の考えが絶対に正しいと思い込み、自信満々な育て方をしている人がいるかもしれません。
反対に、子供の育て方に自信を持てずに、試行錯誤しながら、悩みながら子育てを頑張っている人もたくさんいます。

子供は、生まれたときからずっと、周りの大人たちの影響を受けながらだんだんと成長していくわけですが、親となった大人も、親として生きるのは初めての経験であり、素人同然とも言えるわけです。
つまり、子供は子供として成長していきますし、親は親として一緒に成長していくということになるわけです。

子供が成長していくということは、子供との接し方も変わっていきます。
2歳の子供と15歳の子供とでは、コミュニケーションの仕方が全く異なるのは当然のことです。
したがって、子供が成長していくということは、親も合わせて一緒に成長していくということになるわけです。

ということは、あまり自信満々に自分の考え方を子供に押し付けるような育て方ではなく、子供と一緒になって、どうすればよいかを模索しながら生きていく方が賢明と言えるのです。

このことは、親子のみならず、すべての人間関係、コミュニケーションに言えることかもしれません。
自分の考えに固執したり、押し付けたりするのではなく、いろんな人とコミュニケーションを図りながら、一緒に探究していくということが、人間社会においては必須な生き方といえるでしょう。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。

SDGsの活動をする際にも、自分ひとりで行動するのではなく、大勢の人とコミュニケーションを取りながら行動したほうが良いでしょう。
自分一人では、どうしても独りよがりな方法になってしまいますし、モチベーションも上がらず、途中であきらめてしまうこともあるかもしれません。
それに、大勢で取り組んだほうが実効性も高まり、目標達成の可能性も高まります。

大勢の人たちと、コミュニケーションを図りながら、どうすればよいかを探究しながら活動を続けていければ、効果的な活動ができ、目標達成も近づいていくことでしょう。

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