偉人、著名人

偉大な人々は目標を持ち、そうでない人々は願望を持つ。by ルイ・パスツール

偉大な人々は目標を持ち、そうでない人々は願望を持つ。
by ルイ・パスツール

あなたは目標を持って生きていますか?

タイトルの言葉は、フランスの細菌学者 ルイ・パスツールの言葉です。
偉大な人々は目標を持って生きていると述べた深いメッセージですね。

私たちは、子供の頃から今に至るまで、「目標を持って生きよう」とよく言われます。
なぜそう言われるのかというと、目標を持つことで、それに向かって努力しようと行動を始めることが大切だからです。

目標と願望とは何が違うのか?
願望とは、「こうなったらいいなあ」という単なる欲望です。
どこか他人事であり、自分が頑張って達成しようという能動的な行動、積極的な気持ちが、そこには見えません。
つまり、「だれかがやってくれればいいなあ」とか、「自然にそうなればいいなあ」という他人事のような気持ちが垣間見られるわけです。

それでは目標とは何か?
文字通り「目」と「標」、つまり目で見て標(しるべ)となるものです。
目標とは、具体的に目で見えるような指標となるもの、ゴールを示すことを言います。
そこには、「こうなりたい」という願望のみならず、そこに到達するまでに具体的にどんな行動をするかという、自分の積極的な気持ち、具体的行動が含まれているというわけです。
したがって、願望は「こうなりたい」と思うだけですが、目標には、願望に積極的な気持ち、具体的行動が伴うということになります。

願望と目標は、似て非なるものということになるわけですが、人の気持ち、行動という面では全く異なるということになります。
偉大な人々というのは、ただ願望を持つだけではなく、積極的に具体的な行動を起こして、最後まで諦めない人ということになります。
ただ願望を持つだけなら、誰だってできるのですから、私たちはその願望を達成するために、目標を持って具体的な行動を起こしていきたいものですね。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。

SDGsは、文字通り、「持続可能な行動目標」であり、願望ではなく目標です。
「こうなったらいいなあ」と思っているだけでは何も変わらず、具体的な行動がなければ、地球と人類の未来はますます悪化の一途をたどっていくことになります。

SDGsの活動をするということは、単なる願望ではなく、目標を持ちながら具体的な行動を起こすということなので、パスツールのいう、「偉大な人々」ということになります。
目標に向かって具体的に努力する姿は、とても尊いことであり、誠実で信頼できる人物であることの証左でもあります。

さああなたも、SDGsの活動を通じて、未来の地球と人類のために行動を始めてみませんか?

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