無能なる者は、時や場所の壁を超えて存在する。
by フローレンス・ナイチンゲール
あなたは、人間関係に悩んではいませんか?
タイトルの言葉は、イギリスの看護師で社会起業家のフローレンス・ナイチンゲールの名言です。
世間にはいろんな人がいて、いつになっても、どこへ行っても無能な人間はいるものだと述べた深いメッセージですね。
この社会では、いろんな人がいろんな考えを持ち、いろんな行動をしながら、それぞれが自分の生き方をしています。
あなたの周りにいる人を見回してみてください。
それぞれの個人、一人ひとりが顔かたちが異なるのと同じように、いろんな性格や考え方、行動をしていますよね。
心優しい人がいるかと思うと、性根が悪いと思う人もいます。
明るく朗らかな人もいれば、暗く沈んでいる人もいます。
勉強熱心な人もいれば、サボり癖が強い人もいます。
そして、有能な人もいれば無能な人もいます。
世の中のすべての人が優しいとか、明るい性格だとか、有能な人なんてことは絶対にありません。
どこの場所へ行っても、有能な人もいれば無能な人もいる。
いつの時代になっても、有能な人もいれば無能な人もいる。
この事実だけは絶対に変えることはできません。どうすることもできないのです。
あなたがどんなに望んでも、あなたにとって不都合な人間のいない社会なんてありえません。
いつの時代になっても、どこの場所へ行っても、あなたの好きになれない人間は必ず存在するという事実だけは決して忘れないでください。
したがって、そういう人間に遭遇したとしても、落ち込んで嘆き悲しむのではなく、「まあ仕方ないか」とあきらめるしかないのです。
だって、自分にとって不都合な人間のいない世界なんてありえないのですから、割り切って、明るく前向きに生きていくしかないのです。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際にも、いろんな人がいることを再認識してください。
SDGsの活動をするからには、みんな誠実で有能な人だと思うかもしれませんが、絶対にそんなことはありえません。
活動している人の中には、誰かに言われてイヤイヤ参加しているだけの人もいるでしょうし、ルールからはみ出して行動する非常識な人もいるかもしれません。
みんながいわゆる「いい人」であれば、こんなにありがたいことはないのですが、世の中はそんなに甘くないのです。
自分の近くに不都合な人がいるからといって、活動がおろそかになることのないように、今後も熱心に活動を続けてください。