できないことをしようとしているんだから、できるわけないじゃん。できないことをやっていくのよ。
by 増田宗昭
あなたは、できないことをしようとしていませんか?
見出しの言葉は、TSUTAYAなどを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の創業者で実業家の増田宗昭氏の言葉です。
できないことをしようとするのだから、できるわけない。それでもやっていくんだと述べた、夢を追いかける人々に勇気を与えるような力強いメッセージですね。
私たち人は、夢や目標を持ち、それに向かって行動し始めるときがあります。
夢や目標を持つということは、当然のことながら、まだその夢や目標は実現していません。
そして、その夢や目標は実現が困難であることも間違いないでしょう。
それでも私たちは、夢や目標に向かって一歩ずつ歩み始めます。
実現困難な夢や目標に向かって、努力し始めるということは、おそらく失敗やうまく行かないことの連続だと思われます。
だって、できないことをしようとしているのだから、できなくてもしょうがないのです。
1回で成功し、スムーズに夢や目標が実現するんだったら、だれも苦労はしませんし、そんなものは夢でも目標でもありません。
失敗を何度も積み重ねていくからこそ、それが夢であり、目標となるのです。
できないことをしようとするとは言っても、続けてやっていくうちに、少しコツを覚えたり、知識を得たりして、少しずつできるようになることがあります。
最初は全くできなかったことが、少しずつ上達していき、それをもっと続けていくうちに、だんだんと面白さが分かってきて、どんどん上手くなっていく。
そしていつの間にか、夢や目標が目の前に現れて、実現してしまうのです。
できないことをしようとしているのだから、できるわけないと思っていたことが、続けていくうちにできるようになってしまう。
人生とは面白いものですね。
夢や目標を叶える人って、「できるわけないけど、やってみよう」という気持ちから始まるのです。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsの17の目標なんて、どれも実現困難で、現実的には無理ではないかと思われていますが、それは多くの人がそう思っているから、実現不可能になってしまうのです。
「できないことをしようとしているけれど、やってみよう」と試行錯誤しながらでも続けて活動している人がいれば、きっと目標は達成できるはずです。
私たちは、未来の地球と人類のためにも、SDGsを夢の世界だけで終わらせてはいけないのです。
しかも、目標を一つ一つ見ても、決して実現不可能な目標ではないのです。
世界中の人々が本気で目標達成を信じ、行動を続けていけば、すべてのSDGsの目標が達成することも決して夢ではないのです。
世界中でもっとSDGsの機運が盛り上がり、動き出すといいですね。