ズルはできない。俺が見ているから。
by 松井秀喜
あなたは、誰も見ていないからと、サボったりズルいことをしていませんか?
タイトルの言葉は、元プロ野球選手の松井秀喜氏の名言です。
一流のプロ野球選手として、メジャーリーグでも活躍した同氏の深い名言ですね。
人は皆、周りの目を気にしながら生きていますよね。
周りの目なんか全く気にならないと言う人は少ないのではないでしょうか?
したがって、みんなが見ている前では真面目に行動したり、賢明な行動をする人が多いはずです。
しかし、誰も見ていないところや、悪い仲間たちだけになった場合、見栄を張る必要がないので、サボったりズルをする人が少なからずいるものです。
サボったりズルをしても、誰にも注意されることはありませんし、咎める人もいないので、勝手気ままに自由に振る舞えると言うわけです。
サボったり、ズルをした場合、たとえ誰も見ていなかったとしても、自分だけは見ています。
自分がサボっている、ズルをしているということは、自分の目で見ているわけで、はっきりと認識しているのです。たとえ自分以外の人間が見ていなくても、自分だけは必ず見ているのです。
それだけははっきりと明言できます。
だとすれば、自分という人間は、サボる人間、ズルをする人間だと認識しているので、心のどこかにあやふやで、もやもやした感情が残り、後になって後悔する羽目になる可能性が高いのです。
「あのとき、もっと真面目にやっていればよかった」と。
それに、たとえ誰も見ていなかったとしても、ズルをした結果は後になって現れるので、周りの人にも、「あの人は、誰もいないところではサボっているんだな」とバレてしまうものです。
人が見ていようと見ていまいと、常に真面目に誠実に行動することは、人間として当たり前のことです。
人が見ているときだけ真面目に振る舞うのは、ただの見栄っ張りであり、いつか必ず正体を見破られてしまうものです。
私たちは、周りの目など気にせずに、常に真面目な行動をすることを意識しながら、今後も生きていきましょう。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際にも、人が見ていようと見ていまいと、真面目に誠実に行動することが求められます。
もしも誰も見ていない所で真面目に行動していないとすれば、その人はSDGsの活動をしているとは言えません。
単に、周りの人に合わせて、同じような行動をしているに過ぎず、自分の意志で行動している人物とは言えないからです。
人が見ていない場所でズルをするような人は、自分の意志を持たない人と言えるわけで、目標や夢を持って生きているとは思えません。
人は、目標や夢があるから、成長し、生きがいを感じることができるのです。
常に真面目に誠実に行動できるように、生きていきたいものですね。