他人と自分を比べて優越感や劣等感を持つのは、くだらない他人志向だ。大切なのは、自己志向。
by 美輪明宏
あなたは、他人と自分を比較することがありますか?
見出しの言葉は、歌手でタレントの美輪明宏さんの言葉です。
他人と自分を比べるなんて、くだらない他人志向だと述べた深いメッセージですね。
私たち人間は、誰かと自分を比べてしまうことがありますよね。
「あの人は自分よりも優秀な人だ」とか「あの人は可哀想な人だ」などと、自分と他人とを比べて、優越感や劣等感を抱いてしまうことがありますよね。
子供の頃にも、「あの子は私よりも頭がいい」とか「あの子は私よりも運動神経がいい」などと、人は子供から大人に至るまで、誰かと自分を比べてしまう癖があるようです。
そんなふうに、他人と自分を比べて優越感や劣等感を持つことは、はっきり言って、くだらないナンセンスなことだと、タレントの美輪明宏さんは述べています。
人の能力なんて、人それぞれいろんな要素を持っていて、どちらが上とか下とか比べること自体、心が他人に支配されている、つまり他人志向になっている証です。
それに、その時点では能力が違ったとしても、努力次第であなたが上にも下にもなりうるわけです。
他人志向になっているということは、あなたの行動や考え方が、周囲の他人や有名人によって支配されており、それがあなたの行動指針、基準になっているということに他ならないわけです。
大切なのは、自分がどう生きていきたいのか、何をすべきかを自分なりに考え、行動することです。
他人の能力なんて、どうでもよいことであり、自分がどうありたいのかが大切なのです。
他人と比べて、優越感や劣等感を抱くような、くだらない考えは今すぐに捨てましょう。
大切なのは、自分がどう生きていきたいのか、何をすべきかなのかを、自分で考え、行動することなのです。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際にも、他人と比べて優越感や劣等感を抱くような考え方は切り捨てましょう。
SDGsこそ、それぞれの個人や団体が、信念を持って目標を設定し、行動を実践すれば良いのであって、他人と比べるものではないのです。
大切なのは、自分自身が何をするべきかを考え、目標達成に向けて、実際に行動を起こすことです。
他人と比べて優越感や劣等感を抱いているとすれば、その人は自分がやるべきことをやっていない証です。
なぜなら、自分が一生懸命に行動していれば、他人の行動や評価などは全く気にならないものだからです。
他人志向ではなく、常に自己志向の気持ちを忘れずに、今後も活動を継続していってください。