社会のためにならない商いは、必ず反動が来る。
by 住友政友
あなたは社会のための行動をしていますか?
タイトルの言葉は、江戸時代の商人 住友政友の言葉です。
社会のためにならない商いはしてはいけないと述べた深いメッセージですね。
私たち人は、大人になれば社会人として仕事をするわけですが、働くということは、全てが社会のための行動と言っても過言ではありません。
江戸時代の商人 住友政友は、「社会のためにならない商いは必ず反動が来る」と「商い」という言葉を使っていますが、これは会社の経営者や個人事業主に限定した話ではありません。
サラリーマン、つまり普通の会社員や公務員であっても、仕事イコール商いをしていることに違いないからです。
私たちが仕事をするということは、全て社会に役立つために仕事をしているという意識を忘れてはいけません。
つまりは、社会貢献をするという気持ちです。
もっと言えば、社会貢献ではない仕事というのは存在しないのです。
例えば、業務をしている中で、高額なものを売りつけようとしたり、詐欺で金銭を奪おうとする行為があるとすれば、それはもはや仕事とは呼べず、単なる犯罪、反社会的行為となるのです。
仕事とは、相手を幸福にすること、相手の役に立つことを目指して行う行為であり、自分の利益のために行う行為ではないのです。
仕事をするのは、自分の生活のため、家族を養うためという概念があるのは否定できませんが、それは手段であって目的ではないのです。
もしも社会のためにならない行動をしたとしたら、必ずしっぺ返しがきて、そのときには人としての信頼を失います。
常に社会貢献という気持ちを忘れずに、今後も仕事を続けていきたいものですね。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動は全てが社会貢献と言えます。言うなれば、仕事、職業と同じ目的ということになるわけです。
世のため、人のため、社会のための行動と言えるわけで、私たちは常にこのことを忘れてはいけないのです。
例えば、人権侵害や環境問題について関心を持ち、少しでもできることをしようと行動を起こせば、それは必ず誰かの役に立つことにつながります。
一人一人の力は弱くとも、大勢の人とのつながりや集団での活動につながれば、大きな力となって社会を変えることができるのです。
SDGsの活動においても、社会貢献という意識を常に持ち続け、今後も活動を続けていきましょう。