やる気がない時は、きっと姿勢も悪く、うなだれているはずです。そんな時は姿勢を正すだけでも効果的です。
by 中野信子
あなたは、姿勢を正して生きていますか?
見出しの言葉は、脳科学者の中野信子氏の言葉です。
やる気がないときというのは、姿勢が悪く、うなだれていることが多いので、姿勢を正すだけでも効果的だと述べた深いメッセージですね。
皆様は、やる気が出ないとき、元気がないときには、どんな格好をしていますか?
そんなときに、背筋を伸ばしてシャンとした姿勢でいる人は見たことがありません。
ほぼ全ての人が、猫背で頭を下げて、うなだれている姿を思い浮かべることでしょう。
反対に、やる気に満ちあふれていて、元気いっぱいの人は、背筋を伸ばして姿勢も良い人がほとんどです。
身体と心はつながっていると言われていますが、心の状態というのは、身体にも現れるのはよくあることで、姿勢だけではなく、顔の表情も変わりますし、場合によっては、食欲や体調にも影響を与えることがあるのです。
私たちは、やる気が出ないときやつらい状況のときには、ふさぎ込んでしまい、姿勢も悪くなってしまいがちですが、こんなときこそ、姿勢を正しくして、表情も明るく笑ってみることが重要になります。
そうすることで、完全には回復しなくても、少しずつやる気や元気を取り戻せるはずです。
部屋に一人でいるときよりも、大勢の人と一緒にいた方が元気になれるという経験は誰もがあると思います。
それは、周りに人がいることによって、いつまでもうなだれているわけにはいかないから、表情だけでも明るくしようとするから、少しずつ元気を取り戻していけるのです。
身体と心の状態は深くつながっているという証でもあります。
私たちは、やる気が出ないとき、元気がないときほど、姿勢を正したり、笑顔になってみたりして、少しずつでも元気を取り戻せるように努めてみてください。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際にも、やる気が出ないとき、失敗してふさぎ込んでしまいたいときがあるかもしれません。
そんなときは、姿勢も悪く、表情も暗いはずです。
したがって、そんなときこそ、背筋を伸ばして、明るい表情をつくってみてください。
そうすることで、少しずつでもやる気が出てきて、元気を取り戻せるはずです。
心と体はつながっています。
心が元気が出ないときには、体だけでも元気だと勘違いさせることで、心も少しずつ回復していけるはずです。
意識として、覚えておくといいでしょう。