失敗をするのが怖いなら、たぶん失敗するだろう。
by コービー・ブライアント
あなたは失敗を恐れてはいませんか?
タイトルの言葉は、アメリカの元プロバスケットボール選手のコービー・ブライアント氏の言葉です。
失敗することを恐れている人は、多分失敗するだろうと述べた深いメッセージですね。
私たちは、思いどおりになるように、成功できるように行動するわけですが、ときには失敗するときもありますよね。
自分の全ての行動が、自分の思いどおりになることなんてあり得ないからです。
もしも自分が、困難なことに挑戦しようとするとき、「失敗したらどうしよう」ととても怖くなり、大きな不安を抱えてしまうことがあります。
失敗することを恐れているときって、大抵の場合、失敗することが多いものです。
なぜなら、自分の心、身体が失敗するかもしれないと思っているので、心も身体もそのように動いてしまうからです。
「失敗したっていいや」みたいな気持ちで、開き直って挑戦すれば、案外うまくいくことが多いと思ったことはありませんか?
たとえ失敗したとしても、大したことはない、また挑戦すればいいくらいの気持ちで行動した方が、良い結果につながることはよくあることです。
もちろん、成功しようと準備すること、努力することは必要ですが、失敗を極度に恐れる必要などないのです。
「失敗したらどうしよう」ではなく、「成功できればいいな」くらいの気持ちで臨めば、意外と全身の力が抜けて、リラックスして臨むことができ、うまくいく確率が上がるのかもしれませんね。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsの活動にとっての成功とは、目標達成を果たすことですが、「目標が果たせなかったらどうしよう」と不安になったり、怖がることは決してないようにしてください。
最も重要なのは、目標達成を果たすことではなく、未来の地球と人類のための行動を継続することなのです。
SDGsの目標そのものが、実現できるかどうか非常に困難な目標であることに着目してみてください。
目標1では「貧困をなくそう」、目標2には「飢餓をゼロに」が掲げられています。
2030年までに、世界中の貧困や飢餓をなくすなんて、今の社会情勢を鑑みれば、実現困難な目標であることは明白です。
私たちにとって大事なのは、目標達成のための活動を継続していくということだというのは、そういうことなのです。
私たちが今、何をするべきか、改めて考えてみましょう。