自分を救うのは自分自身。他人を救うことはできない、救ってはならない。自分の道は自分で歩むということ。
by ブッダ
あなたは他人を救うことばかり考えてはいませんか?
見出しの言葉は、仏教の始祖 ブッダの教えの一つです。
自分を救うことができるのは自分自身だけであり、他人を救うことはできないのだと述べた深いメッセージですね。
私たち人は、自分自身の人生を歩んでいるわけですが、他人の人生を救うことはできません。
困っている人や助けを求めている人がいれば、私たちはその人に手を差し伸べることはできるわけですが、それは一時的にその人の手助けをしているだけで、その人の人生そのものを救っているわけではないことは理解すべきです。
もちろん、困っている人や救いを求めている人に手を差し伸べることは、人として大切な心構えであり、それは思いやり、愛という形となって現れます。
しかし、その人の人生は、その人自身が選択し、考え、行動しなければならないわけで、他人が誰かを本当の意味で救うことはできないことを理解しましょう。
もちろん、自分自身の人生も自分自身で決め、歩んでいかなければならず、他人に救いを求めるようなことをしてはいけないのです。
誰かの人生に影響を受けることがあったとしても、決断するのは自分自身であり、その人が決めるわけではないことは意識すべきです。
自分の行動、人生は自分自身が判断し、歩んでいくのだということは、決して忘れないようにしましょう。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動は、未来の地球と人類のために、少しでもより良い社会に改めようとする行動ですが、まずは自分自身を大切にすることから始めましょう。
自分自身を大切にできない人が、他人を大切にできるはずがないからです。
そして、自分自身を犠牲にして、他人に尽くすようなこともできれば避けてください。
それは、とても素晴らしい心構えのように思われがちですが、決してそうではないのです。
他人に対する思いやりは、自分自身の心にゆとりがあるからこそ、できることであり、全く余裕のない人や、自分の心身を削ってまで他人に尽くすことは、全く意味をなさないのです。
まずは自分自身を大切にし、自分を好きになることから始めるようにしてください。
そうすることで、他人に対して、社会に対して尽くせるような人になれるのですから。