自分の居場所が気に入らなければ、変えればいい。あなたは木ではないのだから。
by ジム・ローン
あなたは自分の環境を変えることに躊躇していませんか?
タイトルの言葉は、アメリカの起業家で自己啓発作家でもあるジム・ローンの言葉です。
自分の居場所が気に入らなければ、自分がその環境を変えれば良いのだと述べた深いメッセージですね。
私たち人はそれぞれ、生まれ育った国も違えば、家族も違います。
裕福な家庭で育った人もいれば、貧困な家庭で育った人もいますし、場合によっては親の顔すら知らない人もいるかもしれません。
いずれにしても、好む好まざるに関わらず、生まれ育った環境によって、私たちの人生は大きく影響することは間違いないかもしれません。
その環境が気に入っていて、居心地が良いのであればいいのですが、現実にはそうではない場合も多いかもしれません。
そんなとき、私たちは自分の環境を恨んだり、自分の居場所がないと文句を言ったりするわけですが、気に入らないのでしたら、思い切って環境を変える勇気を持ってください。
自分の住んでいる場所が気に入らないのでしたら、引っ越すことも考えた方が良いですし、自分の仕事が気に入らなければ、転職することも選択肢としてあるわけです。
自分の居場所が気に入らないからと、文句ばかりを言っていても、何も変わりませんし、不満が溜まる一方です。
環境を変えることは、少し勇気がいることですし、そう簡単にはできないと思われがちですが、不満を抱えたまま、今の状況を続ける方があなたの人生にとって良くないことだということは認識した方が良いのです。
人生は一度きりであり、歳を取ってからではやり直したくても、できなくなってしまうかもしれません。
欲求不満を抱えながら、今の環境、人生を続けるくらいならば、思い切って環境を変える、人生を変えるくらいの気概を持つ方が賢明な生き方と言えるはずです。
あなたは人間であって、木ではないのです。
いつでも移動できるフットワークがあるはずですから。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動そのものは、今の状況を変えようとする行動でもあるわけですが、自分の環境を変える、人生を変えることともつながります。
これまでの生き方では、地球と人類に明るい未来は期待できず、少しずつでも考え方や行動を見直していく必要があるからです。
人は、考え方が変われば、行動も変わります。
私たち一人ひとりが、未来のことを考え、明るい社会を創り出せるよう努めていきたいものですね。