試行錯誤を繰り返した末にしか、本当の理想の姿は見えてこない。
by 鎌田洋
あなたは、理想の姿を追い求めていますか?
タイトルの言葉は、実業家の鎌田洋氏の言葉です。
本当の理想の姿は、試行錯誤を繰り返した先にしか見えてこないのだと述べた深いメッセージですね。
私たちは、何か目標や夢に向かって努力したり、仕事をこなしたりする際に、理想の姿を思い浮かべることがあります。
自分自身が一生懸命に努力している際に、「こんなふうになれたらいいなあ」とか「あの人のようになりたい」などと理想となる風景や人物を思い浮かべることで、頑張れることがあります。
理想を思い浮かべるということは、現在はそうではないということなので、そうなれるように努力している最中だとは思いますが、理想が高ければ高いほど、ゴールは遠く感じますし、気持ちも落ち込んでしまうこともあると思います。
しかし、本当の理想の姿というのは、失敗や挫折を繰り返すからこそ、見えてくるものがあるのです。
相当の努力をしなければ到達することができないということを、身を持って知ることができるというわけです。
理想というのは、自分が将来こうあるべきという未来の自分の姿であり、成長の途上ということなので、多くの失敗や、壁にぶつかることがあるのは当然のことです。
つまり、試行錯誤を繰り返した先に、見えてくるものなのです。
理想を追い求めることは、山の頂上を目指して登山することと同じで、麓では頂上を見ることはできませんが、登り続けていくうちに、頂上が見えてきて、やる気がみなぎってくることがあるのです。
つまり、試行錯誤を繰り返しているうちに、景色が変わり、ゴールが近づいていくということなのです。
理想を追い求めることは、試行錯誤の繰り返しの先にあるのだということを意識しながら、今後も理想を現実にできるよう、努力を続けてください。
SDGsは、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの目標を達成することは、地球と人類の一つの理想の姿を追求することと同じことかもしれません。
貧困や飢餓、人権侵害や環境問題など、改善しているどころか、ますます深刻化している現状を見ると、悲観的な気持ちになってしまいます。
本来であれば、理想の姿を追求し、試行錯誤を繰り返しながら、ゴールへ目指していきたいところですが、世界情勢は厳しさを増すばかりです。
とは言っても、私たちには私たちにしかできない行動もありますし、悲観的になってばかりもいられません。
私たちにとっての理想の目標を掲げ、私たちなりにできることを精一杯努力しながら、今後も活動を続けていきましょう。
