自分自身を励ましながら自分が生きていくためにはとにかく自分を否定してはいけない。
by 新藤兼人
あなたは、自分自身を否定してはいませんか?
タイトルの言葉は、映画監督 新藤兼人氏の言葉です。
自分自身が前向きに生きていくためには、自分を否定してはいけないのだと述べた深いメッセージですね。
私たちは人生の中で、自分の失敗や過ちに落ち込んだり、他人と自分を比較して気持ちが沈んでしまうことがありますよね。
そんなとき、「自分はダメな人間だ」とか「自分なんかいないほうがマシだ」などと、自分自身を否定してしまうことがあるかもしれません。
深刻に考えすぎてしまうと、やけになって犯罪を犯したり、自殺する人もいます。
自分の存在を否定したり、自分はダメな人間だと決めつけるようなことはやめましょう。
他人と比較して落ち込んでも仕方ありません。
その人は、ある分野のことについてはあなたよりも優れているかもしれませんが、他の分野についてはあなたよりも劣っているものが必ずあります。
あなたはあなたなりに努力して、能力アップに努力すれば良いのです。
また、失敗や過ちなんて、誰でも犯してしまうものであり、あなただけが責められることではないのです。
失敗や過ちを顧みて、反省し、二度と同じ失敗や過ちをしないように心がけることは必要ですが、何か失敗や過ちを犯したからと言って、そんなに落ち込むことはないのです。
失敗や過ちなんて、だれでも犯してしまうものであって、あなただけではないのですし、それを教訓にして、自身が成長していければよいのです。
自分自身を否定することで、自分が成長できるということは決してありません。
周りの人があなたを否定していないのに、あなた自身が自分を否定してしまうなんて、とても賢明とは言えませんよね。
たとえ、周りから、「あなたはダメな人間だ」と言われたとしても、あなただけは自分の味方であってください。
周りからひどいことを言われたとしても、それはごく一部の人だけであり、周りの人全員から、あなた自身を否定しているわけではないからです。
全員から否定されていると思っているのなら、それは絶対にあなたの勘違いです。
よく観察してみると、あなたの味方になってくれる人が必ずいますし、あなた自身があなたの味方であれば、それだけでもあなたは強くなれるはずです。
あなた自身が自分を否定することのないよう、明るく前向きに生きていきましょう。
