自分にはあれが足りないとかこれが足りないとか、頭の中でおかしなことをつぶやくのはやめなさい。
by オプラ・ウィンフリー
あなたは頭の中で、自分に足りないものは何かなんて考えてはいませんか?
見出しの言葉は、アメリカのテレビ司会者で女優でもあるオプラ・ウィンフリーの言葉です。
自分には何が足りないのかなどと考えるのはやめなさいと述べた深いメッセージですね。
私たちは常に頭の中で、何かを考えたりつぶやいたりしています。
「今日はこれをしなきゃ」とか「こんなことしてはいけないな」などと、何か頭の中でつぶやきながら生きていることが多いと思います。
何も考えなかったり、何もつぶやかずに行動するということのほうが少ないかもしれません。
自分がやるべきことや、やってはいけないことを頭の中でつぶやくことは自然なことです。
また、「こうなったらいいなあ」とか「あんなふうになってみたいなあ」などと空想することも、決して悪いことではありません。
しかし、「自分にはこれが足りない」とか「自分はダメな人間だ」などと、自分にないものや欠点などを頭の中で考えたりつぶやいたりするのはやめたほうがいいと思います。
そんなことを考えているのであれば、自分はどうするべきか、何ができるかを考えたほうが賢明だからです。
自分がやるべきことや空想することは、自分の行動に直結することなので、何も問題ありませんが、自分に足りないものは何かを考えたとしても、何も変わりませんし、自分が虚しくなるだけです。
人は、頭で考えたこと、つぶやいたことが行動へとつながるのです。
考えても仕方ないこと、行動につながらないことは、頭の中でつぶやいても仕方ないのです。
それに、自分に足りないものなんて、考えたらキリがありませんし、いくらでも出てきます。
「これも足りない、あれも足りない」と頭の中でグルグルと考えてみても、どうしようもないのです。
それよりも、今何ができるのか、何をすべきなのか、自分の長所を考えたほうが人生は生きやすくなるはずです。
私たちの頭の中では、常に何かを考え、つぶやいています。
おかしなことばかり考えていないで、自分のやるべきこと、できること、やりたいことなど、常に前向きで余計なことを考えないように、生きていきたいものですね。
