悩んでも明日から悲しみが消えることはない。今日から喜びが失われるだけである。
by レオ・ブスカーリア
あなたは今日も悩みを抱えていますか?
タイトルの言葉は、アメリカの教育学者 レオ・ブスカーリアの言葉です。
ただ悩んでいるだけでは、悲しみが消えることはなく、喜びが失われるだけであると述べた深いメッセージですね。
私たちが生きているということは、悩みの連続と言っても過言ではないかもしれません。
私たちは常に、心の中で何かを悩んでおり、自分の心を苦しめているのです。
アメリカの教育学者であるレオ・ブスカーリアは、いくら悩んでも悲しみが消えることはなく、喜びを失わせるだけなのだと述べています。
例えば、人間関係で悩んでいる人がいるとします。
そんな悩みを抱えている人が、明日から悩みがなくなるなんてことはなく、喜びがあふれるなんてことはないのです。
なぜなら、あなたが忌み嫌っている人が、ある日突然、良い人間になるなんてありえませんし、いなくなるなんてこともないからです。
つまり、悩んだところで何も変わらず、その悩みがずっと続くことになるだけなのです。
私たち人間に悩みはつきものですが、いくら悩んでも悲しみが消えることはなく、喜びが失われるだけだということは意識した方が良いと思います。
そう意識することで、悩んでも仕方ないことは、深く考えすぎないようにしたり、どうしても我慢できない場合には、その場面から離れるしかありません。
つまり、いくら悩んだとて、悩みが消えることはなく、喜びを失わせるだけなのですから、そこから離れるか、それとも深く考えないようにするしか解決策はないのです。
そう考えることで、悩んでいることもあまり深刻にならずにすむかもしれません。
世の中には、悩んでも仕方ないこと、どうしようもないこともたくさんあります。
それをどう受け止めるか、どうやって軽くするかは、あなたの心がけ次第です。
悩みというのは、私たちの人生から切り離すことはできないかもしれませんが、あまり深刻に悩みすぎて、つらく苦しい人生を歩むことのないように、常に意識しておきたい心構えですね。
