新しいことに挑戦するときに、もっとも大切なことは、現在の自分の能力を考慮して、できるかできないかを予測することではなく、「やる気」があるかないかである。これを忘れてはならない。by 斎藤 茂太
あなたは、新たな挑戦をするとき、どんな覚悟で臨んでいますか?
見出しの言葉は、精神科医で随筆家の斎藤茂太氏の名言です。
私たちは、新しいことに挑戦するとき、それが実現可能かどうか、つまり、できるかできないかで判断しがちです。
しかし、できるかできないかで判断してしまうと、人間は、自分の能力以上のことに挑戦しなくなってしまいます。自分にできるかどうかを予想して、できそうだと思えば挑戦する。難しそうだと思えば諦めてしまう。そんな考えは「挑戦」とは言わないのです。
しかも、自分に「能力」があるかどうかなんて行動する前からわかるはずがなく、予想なんてできないはずです。
行動を続けていくうちに、壁にぶつかったり失敗を繰り返したりして、自分の能力が見えてくるのです。
挑戦する前から、できるかどうかを予想するなんて無意味です。
大切なのは、やるかやらないか、それだけなのです。