貧乏人とは少ししか持たない者のことではなくたくさん欲しがる者のことである。
by スウェーデンのことわざ
あなたは、あれもこれもと何かを欲しがってはいませんか?
タイトルの言葉は、北欧スウェーデンに伝わることわざです。
貧乏人というのは、財産を少ししか持たない人のことではなく、たくさんのものを欲しがる人のことだと述べた深いメッセージですね。
あなたは裕福な人はどんな人かと問われたとき、どんな人を思い浮かべるでしょうか?
豪華なお屋敷に住み、高級外車に乗り、高価な宝石や美術品を持っているような人を想像する人が多いことと思います。
反対に、貧乏な人がどんな人かと問われれば、小さな家に住み、質素倹約な生活をしている人を想像することでしょう。
北欧スウェーデンには、タイトルのようなことわざがあり、裕福か貧乏かというのは、財産をたくさん持っているかどうかではなく、物を欲しがる欲望の強弱なのだと述べています。
したがって、財産をたくさん持っている人の中にも貧乏な人はいますし、少ししか持っていなくても、裕福な人はいるということです。
たとえ贅沢なものをたくさん持っている人であっても、「あれも欲しい、これも欲しい」といろんなものを欲しがり、常に金欠状態だとしたら、それは貧乏と言わざるを得ません。
例えば、車やオートバイが好きな人は世界中にたくさんいますが、ほとんど乗ることもないのに、いろんな種類の車種を集めている人がいます。
同じようなものをたくさん持っているにも関わらず、他のものをどんどん欲しがり、また買ってしまうなど、欲望にきりがないような人もたくさんいるのです。
また、宝石やブランド品などを収集している人もたくさんいます。
ほとんど使うことも身に着けることもないのに、ただ持っているだけで満足してしまい、次から次へと買ってしまうような人もいます。
そんな人は、たとえ財産を多く持っていたとしても、心は貧乏と言えます。
反対に、質素な生活をし、お金も財産もモノも少ししか持っていないのに、その生活に満足していて、必要なもの以外はほとんどモノを欲しがらない、持たない主義の人も世の中にはたくさんいます。
そんな人は、たとえ財産を少ししか持っていなくても、決して貧乏とは言えず、むしろ心は裕福と言えるのです。
つまり、裕福か貧乏かは、財産を多く持っているかどうかではなく、その人の金銭欲、物欲の強さの表れであり、心の状態だと言えるわけです。
世の中には、お金をたくさん稼ぐような人でも、使わないものや無駄なものにたくさんお金を使い、多額の借金を背負っている人も大勢います。
反対に、たとえ稼ぐお金が少なくても、物欲がほとんどなく、質素な生活で満足している人も大勢います。
どちらの生活が幸福なのかは一概には言えませんが、あまりにも物欲が強すぎて、日々の生活に支障があるのは、あまり賢いとは言えません。
裕福か貧乏かは、財産の多い少ないではなく、心の持ちよう、欲望の強さだということは覚えておきましょう。
