あなたは行って、敵の財産を奪った。敵はやって来て、あなたの財産を奪った。
by 古代メソポタミアのことわざ
あなたは悪いことや復讐をしようとしていませんか?
タイトルの言葉は、古代メソポタミアに伝わることわざです。
自分が敵の所へ行って敵の財産を奪えば、やがて敵がやってきて、自分の財産を奪われることから、悪いことをすれば、同じように悪いことが起こるものだという教訓のことわざです。
日本にも「因果応報」という言葉がありますが、古代メソポタミアに伝わるシュメールのことわざには、タイトルのようなユニークな言葉があります。
あなたがもしも敵のいる場所に行って、敵の財産を奪い、喜んで良い気分になったとします。
すると、それを知った敵は、それを取り戻そうとあなたのいる場所へやってきて、敵の財産を取り返すどころか、自分の財産まで奪われてしまい、もっとひどい目に遭ってしまうわけです。
つまり、悪いことをすれば、それと同程度、もしくはもっとひどい目に遭うという教訓なのです。
これは、窃盗や強盗などの犯罪行為はもちろんのことですが、誰かの悪口、陰口を言ったり、他人を貶めようとする行為など、悪意を持った行動すべてを指します。
あなたがもしも、誰かの悪口や根拠のない噂を流すなど、他人を貶めようとする言動をしたとします。
そうすると、その言動に怒った相手は、あなたにもっとひどい何らかの仕返しをしてくるかもしれません。
相手が賢い人であれば、何もせずに放置するかもしれませんが。
いずれにしても、あなたは惨めな気持ちになるでしょうし、決して心が満たされることはないはずです。
また、そのような言動をするあなたに対し、その対象者からはもちろんのこと、周りの人からも不信感を抱かれたり、軽蔑の対象になってしまう可能性も高まります。
つまり、悪いことをすれば、それと同程度、もしくはそれ以上の悪いことが起きる、つまり「因果応報」というわけです。
因果応報とは、悪いことをすれば悪いことが返ってくることばかりではありません。
良い行い、つまり善行をすれば、良いことが返ってくることも意味しています。
あなたが常に他人に対して親切な行動をしたり、誠実に仕事をこなしたりなど、常に社会貢献活動をするような行動を繰り返している人であれば、あなたは周りの人からも尊敬、信頼され、人としても成長して、幸福な人生を歩めるはずです。
つまり、善い行いをすれば、良いことが返ってくるのです。
これも「因果応報」というものです。
私たちの人生、自分の行動がほぼ全て自分に返ってくると言っても過言ではありません。
真面目に誠実に生きていれば、同じような人が集まってきて、幸福な人生を歩んでいけますし、不真面目で悪いことばかりしていると、やはり同じような人が集まってきて、人生が転落していきます。
自分の行動が自分に返ってくることを常に意識し、自分がどうすれば幸福になれるのかを考えながら、今後も生きていきましょう。
